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「舞台 タメ劇 vol.1」荒牧慶彦&植田圭輔インタビュー

荒牧慶彦×植田圭輔 “タメ”俳優がぶっちゃけトーク「植ちゃんは意外に甘えん坊!」「まっきーは受け流しの塩梅が抜群」

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2025年はこの『タメ劇』で始まった荒牧さんと植田さん。幸先のいいスタートを切ったばかりの二人に、昨年の振り返りや新年の抱負を聞きました。

荒牧慶彦と植田圭輔が明かす意外な一面

――タイトルにvol.1とあるということは、2、3…と続く可能性も考えられる?

荒牧:僕ら89年、90年生まれに限らず、一つ下、二つ下…など、それぞれの世代に“タメ”がいるわけじゃないですか。だから、いろんな世代の俳優で『タメ劇』ができたら面白いかなって。そういう輪が広がることを期待して、vol.1とつけました。

――確かにどの世代にも“タメ”はいますからね。

荒牧:60歳になった僕らでまたやってもいいわけだし。

植田:「俺たちも還暦か」って(笑)?25年後か、楽しみだね。

「舞台 タメ劇 vol.1」荒牧慶彦&植田圭輔インタビュー

――お互いの意外な一面や知られざる顔について聞かせてください。

荒牧:植ちゃんは見た目に反して男気があり、後輩にも慕われているけど、意外にも甘えん坊です(笑)。

植田:確かに、好きな人に対しては、より近い距離感で接しているかも。まっきーは、言葉にすると軽く聞こえちゃいそうだけど、かなりの人格者なんです。それは多分、役者だったり、事務所の代表であったり、プロデューサーだったり、背負っているものが大きく関係しているんじゃないかな。

そして、すごく柔和。人のことを嫌いにならないし、受け流しがうまい。例えば、会話や打合せ中に、気まずい流れにいきそうなことってあるじゃないですか。

そんなときの空気の留め方、場を滞(とどこお)らせない力、それを前面に出そうとしているわけじゃないけど、その塩梅が抜群に長けていると思います。

舞台「タメ劇 vol.1」公開稽古

左から)植田圭輔、冨森ジャスティン、櫻田佑、日替わりゲストのアントニー(マテンロウ)

(C)舞台タメ劇プロジェクト

――めざましmediaのコンセプト“好きでつながる”にちなんで、二人の好きなものを教えてください。

荒牧:今でいうとワンピースカードかな。

植田:僕ら共通で好きなものですね。個人的にはサッカーです。次のワールドカップは2026年で、以前と比べたら地上波での放送も少なくなってきたけれど、ずっと追いかけています。

荒牧:僕は『三国志』ですね。多分、舞台俳優界において一番じゃないかっていうくらい好き。それが高じて作品を上演しましたから。『三国志』は妄想しがいがあるんですよ。アニメやマンガ、ゲームが好きな人ってキャラクターの個性もそうだけど、「Ifストーリー」を考えたり、考察したりがすごく好きで、僕もその一人です。

『三国志』は史実でもあるし、フィクションの部分もある。だから、自分の好きな物語を手に取って思いをはせるもよし、創作されたものと史実の違いを調べてみるもよし、いろんな楽しみ方ができるんです。

「舞台 タメ劇 vol.1」荒牧慶彦&植田圭輔インタビュー

――2024年はどんな年でしたか?2025年の展望とあわせて聞かせてください。

荒牧:毎年感じることですが、2024年も躍進の年になりました。うちの会社に植ちゃんが加入してくれたことはもちろん、僕がプロデュースした作品も多く上演されて、“プロデューサー・荒牧慶彦”のステップアップの年になったと思います。

2025年は5、6月に出演する『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』-Desperate Checkmate-など、大好きなフィールドに帰る予定もあって、今からすごく楽しみです。

植田:僕にとって2024年は変化の年でした。環境が変わり、離れるものもあれば、新たな出会いもあって、その一つ一つを大事にしたいと強く思いました。

――公演を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。

植田:自分たちがやりたいものがあって、それを言い続けた結果、ついに形にすることができました。2025年の観劇初めになる方が多いでしょうし、我々も今年一発目の舞台がこの作品でよかったといえるくらい、ほっこりする会話劇を目指していますので、こたつの中で懐かしさと幸せを感じるような作品になれば。ぜひ、温まりに来てください。

荒牧:この作品の圧倒的な強みって、やはり全員がタメであることなので、同い年ならではの空気感に注目していただきたいです。コメディ寄りの作品だけど、どこかノスタルジックで、笑って泣ける作品になっていますので、ぜひともご覧ください。

撮影:今井裕治
スタイリング:ヨシダミホ
ヘアメイク:akenoko▲

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