『マウンテンドクター』より、近藤匡プロデューサーが、いよいよ最終章に突入する第10話の見どころを語りました。

杉野遥亮さんが主演を務める、月10ドラマ『マウンテンドクター』(カンテレ・フジテレビ系)。

本作は、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を壮大なスケール感で描く山岳医療ドラマです。

第10話では、江森(大森南朋)が病に侵されていたことを知り、一時的とはいえ、山岳医として知識も経験も豊富なチームの柱を失ったMMTの面々は、思わず表情を曇らせます。

ところが、江森は自らの命を顧みず、山で起きた土砂災害の現場へ。目の前の命を救おうと命がけで救命活動にあたる江森に背中を押された周子(檀れい)もまた、MMTの存在に否定的な行政に再び立ち向かいます。

医師が山へ行くことで救える命がある――ここにきて、江森が周子の思いに応え、先陣をきって災害現場へ駆けつける展開は、まさに周子が思い描いた山岳医療の理想であり、閉じかけた山岳医療の未来への扉を再び開ける突破口のようにも見えるのですが…。

最終回を前に、第10話は怒とうの展開を見せます。歩(杉野遥亮)の二次遭難の一件で窮地に立たされたMMTは、このまま解散を余儀なくされるのか。それにより、典子(岡崎紗絵)は母・聖子(池津祥子)の思惑通りに麻酔科医としての未来を閉ざされてしまうのか。さらに、主が不在となった鮎川山荘の行く末は…!?

近藤匡プロデューサーからのコメントを紹介します。

『マウンテンドクター』第10話は、9月9日(月)22時より、カンテレ・フジテレビ系で放送されます。