<近藤匡(プロデュース) コメント>

心臓に疾患を抱えながらも、負傷者のため、そして婚約者を亡くした7年前のトラウマを乗り越えようと動く江森先生。当初は歩に苦言を呈することも多く、結構怖い先輩医師というイメージだったかもしれませんが、歩やMMTの言動を見ていくなかで、彼らを認めて見守るスタンスからは、江森先生が本来持っているやさしさも徐々に感じられていると思います。

そんな江森先生が、第10話で自身の思いを歩に語りかけるシーンがあります。そのシーンの江森先生が最後に発する言葉は、演じられる大森南朋さんが監督にポロッと提案した一言。

キャスト・スタッフみんなが「あ、それすごくいい!」となって現場でセリフが変わりました。それは、歩やMMTに心を開いたからこそ見せる、今まで見せたことのないちょっとチャーミングな江森先生の言葉。ぜひ、番組後半、土砂崩れの最後の方のシーンで発せられる江森先生のちょっとかわいい発言も楽しみにしていただけたらと思います。

第10話では、大規模な土砂災害が発生して、巻き込まれた登山者が行方不明に。しかし、いつものようにヘリコプターに乗って現場へ急行することがかないません。

患者のことをまず第一に考え行動する歩、7年前に婚約者を亡くした山に特別な思いを抱く江森、自分の居場所と信念を母親に訴える典子、幼いころから山とともに生きてきた玲(宮澤エマ)、そして山岳医療の新たな扉を開こうとする周子。

さまざまな思いを抱える登場人物たちに共通するのは、もう山で命を失いたくないという強い思い。その思いが結集して大きなうねりを生み出します。

第1話からこのドラマのキャッチフレーズとして使ってきた「そこに行けば救える命がある」という言葉を体現するかのように登場人物たちが命を救おうと動きます。きっと、これまでの話よりも一段と大きなドライブ感と緊迫感を感じてもらえると思います。

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