若い世代を中心に高い人気を誇る楽曲「晩餐歌」を歌う15歳のシンガーソングライター・tuki.さん。『めざましテレビ』の取材に、音楽活動は「ゆる~く楽しみながらあくまで趣味としてやるのを大切にしている」などと話してくれました。テレビでは放送していない未公開部分も含めたインタビュー完全版です。

15歳のtuki.『晩餐歌』大ヒットに「TikTokを見ていて流れてきて驚いた」

『晩餐歌』は2023年9月にtuki.さん初のデジタルシングルとしてリリース。『Billboard JAPAN』で6週連続トップ3にランクインするなど大きな話題を呼んでいます(2月29日時点)。また、楽曲のストリーミング累計再生回数は1億回を突破。ソロアーティストとして史上最年少記録を更新しました。

さらに、tuki.さんの公式TikTokの総再生回数は、約1億5000万回(2月29日時点)。

こういった反響にtuki.さんは「たくさんの人が聴いてくれていると思っていなかったので、すごくうれしいです。TikTokを見ていても(自分の曲が)流れてきたりして、『そんなに(広く)届いているんだ』というので驚いています」と話しました。

爆発的ヒット「晩餐歌」制作秘話 「出世払いで」レコーディング

13歳から楽曲制作を始めたというtuki.さん。『晩餐歌』は、父親に「出世払いで」とお願いし、レコーディングに取りかかったそう。

インタビューでは、「お父さんに言われたちょっとした小言からヒントを得て、なんとなく作り始めた」と制作に至るまでの背景も明かしました。

楽曲のヒントとなった言葉は「人生は3万日ぐらいしかない」。

これを聞いたtuki.さんは、「『自分はもう5000日過ごしていて、あと2万5000日ぐらいしか生きられない』と思い、そのことが頭に残っていた」と振り返りました。

春から高校生になるtuki.  等身大の素顔は漫画が大好き

tuki.さんが生み出す楽曲の“独特な世界観”の源は、「日常生活の中で心が動いた瞬間から、いろんなことに関連付けて、イメージして作っていく」ことだといいます。

「友だちとの会話や、自分自身が普段から感じていること、アニメや漫画、映画、ドラマなどを見て感じたことを(歌詞に)書いています。ずっと受験(生)なので我慢していたんですけど、『呪術廻戦』『進撃の巨人』『約束のネバーランド』にすごくハマっていて、キュンキュンする少女漫画もすごく大好きです」と、15歳らしい一面も明かしてくれました。

また、春から高校生になるtuki.さんに「高校生になってやってみたいこと」を聞くと、「ダンス」を挙げ、「あまり得意な方じゃないと思うのですが、NewJeansがすごく好きで。K-POPは、見ていてかわいいので憧れます」と話しました。