続いてのライブはHY。沖縄県うるま市出身の4人組で、「めざましライブ」には2007年から9回出演し、2022年の「バーチャルめざましライブ」でも沖縄から参加しました。

新里さんが「めざましテレビ30周年おめでとう！初めまして、HYです！SHISHAMOとMAZZELが会場を温めてくれました！」と勢いをつけて「ワラッタラッタ」を熱唱。「平和への願いを込めて作った曲を楽しんでほしい」と観客に語りかけると、観客はタオルを振り回して応えて会場がひとつに。

「君のうた」では、会場からお客さんを“福岡代表”として指名し、彼らにコール＆レスポンスをしてもらうというチャレンジを。大人や小さい子供の手拍子を皆が聞いて応える、温かい空間が生まれていました。

途中、仲宗根泉さん（Key&Vo）が、「366日」から着想を得たフジテレビの月9ドラマ「366日」が4月にスタートすることを報告し「すごくない？この曲出して16年も経ったんですよ」と感慨深そうな表情を見せ、多くのアーティストがカバーしていることにも触れて「皆知ってる？私がオリジナルだから！」と会場を沸かせました。そして「366日」が会場に響くと、その魂のこもった歌声に涙を浮かべる人の姿も。

しっとりと聴かせた後は一転、「ホワイトビーチ」では、「みんなで同じ動きをしよう！」と新里さんは客席に降りて盛り上げ、最後は観客と一緒にジャンプしピースサインで締めくくりました。

会場がMAXに盛り上がったところで、「スペシャルなゲストを…MAZZELのKAIRYUとEIKI―！」と2人が呼び込まれると、観客からはさらに大きな歓声が。

HYの大ファンでカラオケに行ったら必ず歌うほど好きと語るEIKIさんと、HYとのコラボにリハーサルから緊張しすぎているというKAIRYUさんが、「AM11:00」を豪華なコラボで歌い切りました。

バックモニターには歌詞が出ており、全員が手を振り大合唱する会場を堪能した生田アナは「しみた〜」、藤本アナはライブが終わってしまったことに「あっという間でさみしい！」と、しみじみとコメント。

コラボの感想を聞かれた仲宗根さんが、「セッションをしているときはアーティスト同士目を合わせることが多いのに、KAIRYUは目を合わせてくれなかった！」とツッコむと、KAIRYUさんは「緊張していたからです！」とあたふたして会場を笑わせる場面も。

トークコーナーでは福岡での思い出話に花が咲きます。許田信介さん（Ba）は、もつ鍋や水炊きを楽しんだこと、名嘉俊さん（Dr）は初めてとんこつラーメンを食べたときの香りに「びっくりしたけど美味しかった」と振り返りました。

仲宗根さんは去年福岡をプライベートで旅行したときの写真を披露。新里さんからは中洲の観光船に乗ったときの楽しい動画も披露され、会場は大盛り上がりとなりました。また、30年前の写真コーナーでは、新里さんが8歳の時の1枚がモニターに映し出され、海で潮干狩りをしたり釣りをしたりした当時を懐かしみました。

すべてのライブが終わりHY、SHISHAMO、MAZZELが30周年フェスTシャツやご当地めざましくんアロハシャツを着て大集合、それぞれ観客に感謝の言葉を伝えました。

新里さんは改めて「『めざましテレビ』30周年おめでとうございます！HYは来年25周年です。今日は素敵な日に呼んでいただきありがとう、皆に出会えてよかったです」と呼びかけ、仲宗根さんはどうしてもKAIRYUさんと目を合わせたかったようで「5秒だけ見つめ合っていい？ファンの方ごめんなさいね！」と再トライ。しかし、KAIRYUさんはさらに緊張してしまったのか、仲宗根さんと見つめ合いながらのセッションは実現せず、会場の笑いを誘いました。

最後はちいかわ、ハチワレ、生田アナ、藤本アナも加わり観客と一緒に記念撮影。新里さんの『めざましテレビ』と沖縄のシーサーを合わせた「めざまシーサー！」の掛け声と共に、最高の笑顔で福岡の一夜を締めくくりました。