上戸彩さんが、自身と同じ3児の母の物語を読みました。
上戸さんは、『ザ・ノンフィクション「僕を産んでくれたお母さん~言葉を失ったママと家族の4年~前編」』(2月18日14時~/フジテレビ※関東ローカル)の“語り”を担当。
出産予定日を2ヵ月後に控え、ある日、突然の病に倒れた妊婦。奇跡の生還を果たした母と家族の4年の物語をカメラが追います。
脳出血で意識を失った妊婦…危機に直面する2つの命
13回目の結婚記念日を祝う夫婦と3人の男の子。こうして家族5人が揃って、この日を迎えられるは、まさに“奇跡”のようなことでした。
今から約4年前、救急医療を特集するテレビ番組の取材カメラの前に、一人の妊婦が搬送されてきました。出産予定日までは、あと2ヵ月。
金山あさ奈さんは、職場で意識を失い、病院へと運び込まれました。原因は脳出血。すぐにでも手術をする必要がありますが、その時、おなかには、3人目となる男の子を宿していました。病院に駆けつけた夫の文哉さんは、無事を祈る一方で、「愛する妻を失うのか、まだ見ぬ我が子を失うのか、もしかしたら2人とも…」そんな不安と闘っていたといいいます。
医師たちは、2つの命を救うための緊急手術に挑みます。帝王切開で赤ちゃんを取り出すと同時に、あさ奈さんの開頭手術…懸命な処置により手術は無事成功。1794gの男の子は早産児のため、新生児集中治療室に運ばれ、あさ奈さんは一命を取り留めました。
しかし、脳に負ったダメージは大きく、あさ奈さんには、右半身のまひに加え、会話や読み書きが思うようにできなくなる障害が。
以前のようには動かない体、生まれたばかりの我が子に会えない日々…我が家には母と弟の帰りを待つ2人の息子たち。救急搬送から2週間、言葉も発することができない体で、ようやく我が子と対面できる瞬間が訪れ…。
運命に翻弄される3児の母と家族の4年を見つめます。
ナレーション終了後に、上戸さんに感想などを聞きました。