井上清華アナの“好き”は「美術館でポストカードを１枚だけ買う」!?　『めざましmedia』オリジナル連載スタート

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井上：あまり人に話したことはないんですけど、芸術が好きで舞台を見に行ったり美術展に行ったりするんです。海外の伝統的なものとかも結構好きで、高校生の頃は世界史の資料集とかをすごく読んでいるタイプでした。

小さい頃は水泳、バレエ、ピアノ、勉強系、絵画教室…習い事を沢山していましたが、絵を描くのも好きでした。父の仕事の付き合いなど、大人の中でご飯をご一緒することが多くて、そうすると子供って暇じゃないですか。ひとりっ子で遊び相手もいなかったので。

携帯とかで遊んでいるとすごい勢いで父に怒られるんですよ。
でも絵を描くことだけは怒られなかったので、余ってる紙やペンをもらって、ずっとお絵かきをしていました。

小学校の中学年ぐらいまでは絵画教室にも通っていましたね。
大学の時には西洋美術史のゼミにも入りました。

子どもの頃から絵を描くことや絵画が大好きだという井上アナは、美術館に行く度に“必ず１枚だけ”ポストカードを購入するそう。
自身のポストカードコレクションを披露しながら、なぜ“１枚だけ”なのか、ポストカード選びのこだわりを明かしてくれました。

井上：その時に行った美術展の、その時に一番印象に残ったものを買うようにしているんです。
近年始めたので少ないコレクションでごめんなさい笑　これからも少しずつ集めていく予定です。

自分が好きな絵って同じようなものばかりになってしまうので、ちょっと違うのを買ってみたり、気をつけています。

井上：１枚だけを選ぶのはすごく迷うんですけど、誰もが知っている有名作品とは別のものにしようと思っています。

ゴッホだったら「ひまわり」とか、モネだったら「睡蓮」とかありますけど、そういった誰もが知っているものではない、自分自身もその展覧会で初めて出会った作品や、観終わったあと一番頭から離れないものにしようって思って、1枚。

無理矢理枚数を制限すると、その瞬間しか選べない、とっておきの1枚になるかなと…。
でも滅多にないですけど奮発した時は2枚買ってます（笑）。

井上：写真下側のポストカードは、「やってセイカ！」のロケで行ったダリ展で、せっかくなので買ってきたものです。

この絵も有名だと思うんですけど、やっぱりダリって時計が溶ける絵が一番有名じゃないですか。
でも、その時のダリ展は大きい画面に映像で映し出される「イマーシブエンタメ」で、この絵が動いていたんですよ。
映像で動いてるのを見ると何だか今までと雰囲気や見方が違うなと思って、印象に残ったので買いました。

井上：写真右側のポストカードは、我が社でやっているモネ展。これはプライベートで行きたくて行きました。大学生の時から美術館に行く時はこの子っていう友達がいるんですけど、その子に半休を取ってもらって行きました。ありがとう！笑

モネって印象派で独特のタッチですけど、これまでこの「ベルイルの雨」を見たことがなくて。雨をこんな風に描くんだと、何故雨がこんなにも温かく見えるんだろう、と、釘付けになり、最も衝撃を受けたので選びました。

その時々の感性でポストカードを選んでいるという井上アナ。
だからこそ、気になることがあるといいます。

井上：だいたいどれくらいの時期に買ったとかは覚えているんですけど、やっぱりその時その時の感性でピンときた１枚を選んでいるので、今の私だったらもうちょっと違うのにしたなとか、そういう変化は感じますね。

昔も今もモネとかの柔らかい表現が好きなので、基本的に好きなタイプは変わっていないと思いますけど、過去に買ったポストカードを見ると全然違う人の気持ちというか、違う人のコレクションを見てるような感じがします。

どうしてそれを渾身の１枚に選んだのか、過去の自分に聞いてみたいですね。
一言でも理由を裏に書いておけばよかったです。笑
ポストカードとして使うことはないので、思い出として買っているから（笑）

ちなみに井上アナは、「ポストカードを入れているのは、こだわりゼロで買ってきたフォトアルバムで、こんな風に取材を受けて世に出ることになるなら、もっと可愛いものにしておけば良かった」と話していました。

井上：私、実はずっと美術館のナビゲーターのお仕事をしてみたかったんです。初めて公に言いました。これまで母にしか言ったことがなかったので（笑） 

井上：あとは大人の習い事もしたいと思っていて、絵は習っていましたけど油絵みたいな本格的なものとか、習字とか。

実は祖母が習字の先生の資格を持っていて、子どもの頃は年に１回「新年揮毫会」のときだけ習いに行って、絶対入賞していたんです。自慢です。笑
県の大会で賞をもらったこともあったのですが、ちゃんと習ったことがないんですよね。 

あとは似顔絵も習ってみたいですし、「カリグラフィー」のようなデザインものとかもやってみたいですね。どうせやるなら資格も取りたいなって思います。

「やってセイカ！」のロケで似顔絵師の資格を取ろうって案も出たんですけど、その回ではチーフプロデューサーからＯＫが出なかったそうで、まだ実現できていないので！（笑）。

井上：私、色んな国のお茶を集めるのが好きで、休日はちょっと優雅に朝からそのお茶をゆったり飲むのが好きなんです。そうするとリフレッシュして気分が上がります。国によってフレーバーとかが結構違うじゃないですか。
「どこどこのお茶だ～！」って思うだけで楽しいので結構集めちゃいます。缶カンとかも可愛いんですよ！

コロナ禍でなかなか海外に行けなかったので最近は少ないんですけど、大学生の時に自分で買ってきたお茶があったり、あとは「お茶が好き」って言っていると友達とかが覚えてくれているようでお土産に買って来てくれて、そういうお茶がたくさんあります。
めざましどようびを担当してる同期の大川立樹アナも海外旅行に行った時にお茶を買ってくれました。

あ、紅茶教室に通うみたいな企画とかもいいですよね（笑）

連載初回のインタビューを終えた井上アナから一言。
「本当に『やりたーい！』って思ったことをそのまま言っただけですけど、大丈夫ですか？」

井上清華アナが「好きを語り、好きを見つける」この連載。
今後どんな“好き”に出会うのか、乞うご期待です！