11月25日(土)、「めざましテレビ30周年フェス」仙台公演がゼビオアリーナ仙台で開催され、MONKEY MAJIK、DISH//、sumika、NOAさんが出演し、4000人を前に熱いパフォーマンスを繰り広げました。
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「めざましテレビ30周年フェス」は、2024年4月に放送開始30周年を迎える『めざましテレビ』が、視聴者への感謝を込めて全国8ヵ所をめぐるライブイベント。
5公演目となる今回は、療養中の片岡健太(sumika)さんも元気な姿を見せ、北村匠海(DISH//)さんは、幼少期の知られざるエピソードを公開。NOAさんとちいかわ&ハチワレの共演、さらに、トリリンガル同士のMONKEY MAJIKとNOAさんによる名曲コラボなど、見どころ盛りだくさんなステージとなりました。
大盛り上がりの1日を、詳しくレポートします。
NOAの3ヵ国語「影アナウンス」仙台弁でキュンワード
開演5分前には、会場での連絡事項を伝えるアナウンス、いわゆる「影アナウンス」をNOAさんが担当。
日本語だけでなく、流ちょうな英語・韓国語でも案内をすると、観客は「きゃー!」と大興奮。最後には「楽しんでっけ、みんな大好きだっちゃ」と仙台弁も披露し、会場の熱気は一気に高まりました。
sumika 療養中の片岡健太はステージ裏から応援「泣いていました」
今年、結成10周年を迎えたsumika。ボーカルの片岡健太さんは喉の不調のため、ライブパートは、荒井智之さんと小川貴之さんを中心とした“roof session”編成で行われ、キーボードの小川さんがボーカルを担当しました。
荒井さんの「どんなときでも『めざましテレビ』を見ればすごくホッとしたし、自然と笑顔になれた。何が起きてもどんな(メンバー)編成であっても、変わらない安心感と笑顔を届けられる、僕たちもそんな存在でいたい」というメッセージでライブがスタート。
1曲目は、アニメ『ヲタクに恋は難しい』(2018年/フジテレビ)のオープニングテーマとして書き下ろした楽曲「フィクション」。
続いて「ソーダ」では、観客も手拍子をしたりハンズアップして体を揺らしたりノリノリで会場に一体感が生まれました。
ライブ後半になると、小川さんが「仙台の寒さに驚いたよ!ここで夏を取り戻します!」とあおり、観客は笑顔でタオルを回し夏フェスさながらの光景に。
ステージの去り際には、片岡さんの分まで盛り上げた2人に、観客から「ありがとう~!」との声が。
トークコーナーには片岡さんも姿を見せ、観客からは拍手が湧き上がりました。「自分たちのライブを見るという、人生初の経験です。裏で泣いていました」と感慨深い様子。
代役を務めあげた小川さんも「自分にできることは、歌心を込めることだから精一杯歌いました」と、すがすがしい表情を浮かべました。
そして、「30周年フェス」恒例の幼少期写真コーナーでは、小川さんのピアノを弾いているかわいい姿を公開。「すぐテンポが狂ってしまう、緊張しいな子どもだった」そうで、「練習が大変で、ピアノはやめたいと思っていた」と、幼少期を振り返りました。
片岡健太×北村匠海×NOA めざまし生出演秘話
その後、ステージには片岡さんのみが残り、北村匠海さんとNOAさんが登壇すると、珍しいスリーショットに会場にはどよめきが。
この3人の共通点といえば、「マンスリーエンタメプレゼンター」として『めざましテレビ』生出演の経験者であること。
今年10月に担当した際、歴代屈指のムチャぶりを経験したNOAさんは「今日は、どんなムチャぶりがあるのかな?」と不安な様子。
案の定、軽部真一フジテレビアナウンサーから「『トイ・ストーリー』のバズ・ライトイヤーのものまねをやってほしい」とのムチャぶりが。
NOAさんは「無限の彼方へ、さあ行くぞ!」と試みるも、会場は「?」なリアクション。どうやら不調だったようで、「ちょっと待ってください~」と焦り顔。
軽部アナも「エンタメプレゼンターのときは、ものすごく似ていたんです」と、あわててフォローし、会場は笑いに包まれました。
2020年10月に担当した北村さんは、多忙な中で生出演した当時を「とにかく眠かった。ボソボソ系面白キャラでやらせてもらいました」と振り返り、2019年3月に担当した片岡さんは、お天気の阿部華也子キャスター(当時)を「かやちゃんさん」と呼んだことについて、「挨拶をせずに本番となってしまったため、変な言い方に…」と明かしました。
NOA ファン悶絶の汗だくライブ!ちいかわ&ハチワレとコラボ
NOAさんは、全身白のコーディネートでダンサーとともに登場すると、「Don’t Waste My Time」を、しっとりとかっこよくパフォーマンス。会場には、紫のペンライトが光りました。
MCでは「年内最後のライブになると思うので、寂しい気持ちもありますが、その分楽しんでいきたいです」と話すと「え~!!」と惜しむ声が。
水を飲もうと、うしろを向いた際には、「こっちを向いて飲んで!」と観客からの“ムチャぶり”を受け、恥ずかしそうな表情を浮かべつつもリクエストに応えました。
その後、先月リリースしたばかりの「between」を、汗だくになりながらパフォーマンス。
ラスト曲「Highway」では、途中でNOAさんがステージ裏へ。ちいかわ・ハチワレを引き連れて再登場すると、NOAさんのダンスに合わせて、ちいかわ&ハチワレが体を揺らし、眼福スリーショットに大歓声。
トークでは、軽部アナがフェスタオルを首にかけ、ずんだ餅と伊達政宗風のめざましくんがあしらわれた、仙台ご当地アロハシャツで登場。鈴木唯フジテレビアナウンサーは「なんだか、お風呂上がりのお父さんみたい」と思わずホンネが…。
そこへNOAさんが「みなさんの熱気がすごくて、僕も汗が止まらなくて…」と額に汗を浮かべながら再登場。軽部アナが首にかけていたタオルを差し出し、NOAさんが首にかけると、 鈴木アナは「やっぱり違う!」と、またしてもホンネが…。
ここで仙台を代表するアーティストMONKEY MAJIKが登場。
「仙台に来るのは初めてというNOAさんに食べさせたい!」と、地元の人気スイーツ「ロワイヤルテラッセ」の生パイを持参しました。
NOAさんは、粉糖がかかったパイを豪快に試食すると、口の周りが真っ白になったキュートな顔を見せながら、「サックサクなのに、中に生クリームがとろりと入っていて本当においしいです」としっかり食リポしてくれました。
DISH// 大ヒット曲で約4000人を魅了!北村匠海「幼少期は三輪車で…」
「めざましライブ」には、2015年から3年連続で出演している、DISH//は『めざまし』のイベントに、久しぶりに登場。
1曲目の「No.1」から、北村さんの力強いシャウトで一気に盛り上げ、観客もハンズアップで応えました。
合算累計再生回数10億回突破の大ヒット曲「猫」では、雰囲気が一変。しっとり切ない歌声に4000人が聴き入り、会場は”DISH//色”に。
「初めましての人もそうでない人も、ありがとうございます」と感謝を伝えた北村さん。その思いをのせて、ラストは「沈丁花」で締めくくりました。
幼少期写真コーナーでは、北村さんがヒーローポーズをした写真を公開。
当時、ヒーローがバイクを止める動きに憧れていたそうで、三輪車でまねをしていたかわいらしい思い出話を明かしました。
橘柊生さんは、黄色いバンダナを頭に巻いた写真を公開。「ヒップホップが好きだったのかな?」と自分の写真にツッコミを入れ、笑いを誘いました。
泉大智さんは、女の子のように長めの髪型だったかわいらしい幼少期姿を、矢部昌暉さんは、おかっぱ頭のキュートな写真を披露しました。
じゃんけん最強の片岡健太により観客全滅!?
こちらも「30周年フェス」恒例となっている、“お客さん全員”との「めざましじゃんけん大会」も大盛り上がりとなりました。
DISH//、sumika、NOAさんが参戦し、最後の一人が勝ち残るまで「めざましじゃんけん」を繰り返しました。最初は、泉さんがグーを出し、NOAさん、北村さんと続きました。そして、残り4人になったところで、片岡さんの順番に。
片岡さんがチョキを出すと、会場は全員パーで、まさかの一人勝ち。
強すぎた片岡さんは「やばい、根絶やしにしちゃった?」と焦り、「ライブには出られないし、じゃんけんは根絶やしにするし、何をしに来たんだろう…」と嘆き、笑わせました。
最後は、橘さんが4人とやり直しのじゃんけんをして、チャンピオンが決定!
「めざましじゃんけんが大好きで、一番楽しみにしていた」という小川さんまで順番が回らなかったことから、最後に小川さんが全員と記念のじゃんけんをして、あたたかい空気のコーナー締めとなりました。
MONKEY MAJIK 地元仙台でのホームライブ!NOAとの名曲コラボも
最後のバトンを受け取ったのは、仙台在住で「めざましライブ」にも数多く出演、2005年のインディーズ時代から番組とのつながりが深い、MONKEY MAJIK。
「Together」「Headlight」「ただ、ありがとう」など懐かしい名曲が続き、会場中があたたかい雰囲気に包まれました。
5曲目の「Around The World」が始まると、NOAさんが登場!
小さいころ、月9ドラマ『西遊記』(2006年/フジテレビ)を見ていて、この曲をよく聴いていたということでコラボが実現しました。
リハーサルでは、英語で念入りに打ち合わせをするなど、気合い十分で臨んだ本番。舞台袖では、とても緊張していたNOAさんですが、ステージでは緊張を感じさせないクールなパフォーマンスを披露。
MONKEY MAJIKは、NOAさんとのコラボについて「なかなかできないことなので、すごく良かったです。NOAさんの声が綺麗で英語も完璧でした」と絶賛しました。
最後は「空はまるで」を観客と一緒に合唱し、ライブが終了。
フィナーレでは、アーティスト4組とちいかわ・ハチワレが並びました。片岡さんは「きょうはステージからもそうですし、客席からも力をもらいました。ご褒美のような1日をありがとうございました」と、自身は歌うことがかなわなかったステージを楽しんだ様子。
NOAさんは「本当に、今日はいろんなところに出させていただいて、素敵な思い出になりました」とコメント。
北村さんは「めざましテレビ30周年という節目のタイミングで呼んでいただき、いろんな道を歩んできましたが、きょうこの場所に出られる選択をし続けてきて本当に良かったと思います」と熱いメッセージを。
MONKEY MAJIK のMaynardさんは「僕たちのホームタウンに素敵なアーティストに来ていただいて、めざましテレビ30周年の大事なときに仙台でライブをしていただけて感謝しています」と締めくくり、仙台公演は大きな拍手とともに幕を下ろしました。
「めざましテレビ30周年フェス 」仙台公演 セットリスト
sumika
「フィクション」
「ソーダ」
「ふっかつのじゅもん」
「1.2.3..4.5.6」
「マイリッチサマーブルース」
「Starting Over」
NOA
「Don’t Waste My Time」
「Just Feel It」
「between」
「Bad At Love」
「To Be Honest」
「Purple Sky」
「Highway」
DISH//
「No.1」
「Get Power」
「HAPPY」
「猫」
「B-BOY」
「勝手にMY SOUL」
「沈丁花」
MONKEY MAJIK
「Running In The Dark」
「Together」
「Headlight」
「ただ、ありがとう」
「Around The World」
「空はまるで」
「めざましテレビ30周年フェス」今後の日程
2024年
1月27日(土)愛知県 刈谷市総合文化センターアイリス
2月24日(土)福岡県 北九州ソレイユホール
3月16日(土)、17日(日)東京都 東京ガーデンシアター
各公演の出演者は、順次発表予定です。
「めざましテレビ30周年フェス」公式HP(チケット情報はこちらから):https://www.fujitv.co.jp/meza/30thfes/
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