茉莉を診察した総合内科医の田尻賢太郎(忍成修吾)から診断結果の提供を断られた川本は、院内交番に与えられたアクセス権を利用して茉莉のカルテを検索。すると、処方されていない食欲抑制剤や睡眠薬を大量摂取していたことが明らかになった。

同じ頃、院内交番室長・横堀仁一(市村正親)は、田尻が生活保護者に睡眠薬ばかり処方していることが気になり、武良井に相談を持ちかける。それを知った川本は、この一件は自分が調べると言いだした。

川本は、医師の伊藤智(西村元貴)と白石日向(工藤美桜)から田尻のことを聞く。田尻はお金に細かい人物で、後輩と飲みに行ったときも1円単位で割り勘にするらしい。

また田尻の下には専攻医の羽鳥敦(樫尾篤紀)がついていたが、羽鳥は1年ほど前に患者に刺されて休職中だった。原因は、生活保護受給者だった患者に羽鳥が薬を出さなかったことが原因らしい。

田尻を尾行した川本は、彼が柄の悪い男から封筒を受け取る場面を目撃。川本からそのことを問われた田尻は、昔の患者だと返し、痛い目に遭いたくなかったら関わらないことだと警告する。