続編でも関係性や現場での佇まいは相変わらず「皆さん淡々としている」
──改めて、伊藤家のキャストの皆さんに対する印象を聞かせてください。
由香(木南晴夏)は勝気で、恋愛体質で、語気が強い。里香(佐久間由衣)は恋愛運が悪くて、すごく内向的だけど1度爆発したら止められない。美香(武田玲奈)は一見ボーッとしているけど、いろいろと考えていて、一番的を射たことを言う。
それぞれがそういうキャラクターですが、木南さん、佐久間さん、武田さんも、普段から娘たちにしか見えなくなってきています。
MEGUMIさんも、実際の年齢的には木南さんの母親役なの?となりますが、普段から母のような貫禄があるというか、落ち着いているので、“お母さん”ですね。
──皆さんとの撮影で印象に残っているエピソードはありますか?
女性が集まるとにぎやかな現場になるのかなと思いながら現場に入ったのですが、皆さん本当に静かなんですよね。
前作では初対面の方もいましたが、続編ですし、関係性もあるので「久しぶり!」「またお願いします!」という感じになるのかなと思っていたんですけど…相変わらず寡黙で。粛々と撮影している感じです(笑)。
──先ほど、急なセリフの変更の話がありましたが、そんななかでも印象に残っているセリフはありますか?
記憶にないな~(笑)。でもちょっと待ってくださいね…(と、熟考)。
娘たちに、選択したことがたとえ間違っていても、間違っていなかったかのようにしていくことが人生だ、というようなことを話すシーンがあるのですが、それはその通りだなと思いました。
その通りなんだけど、なかなかそうは思えないですよね。何を選択したらいいのか、その選択は正しいのか、人は悩みますから。選択を間違えたときには落ち込むこともあるでしょうし。でも、落ち込むだけじゃなくて、「いい選択だった」と思えるように人生を変えていったほうがいいよなと思いながら、そのセリフを言っていました。
毎話終盤に、源太郎が正論を悪びれることなく言い放つシーンがありますが、普段はなかなか人に対して真正面から「こうしたほうがいい」とは言えませんから、快感です。やっていて楽しいシーンですね。