<試写室>『おいハンサム!!2』第7話

さぁて、今週の『おいハンサム!!2』は?

・母さん(MEGUMI)、風邪をひく

・けんちん汁の思い出

・なくした水筒の行方

の3本立て!……

ではありません!!(どないやねん!)

 

申し訳ございません。ちょうど僕がこの第7話で印象に残ったエピソードがこの3つだったもんで、『サザエさん』風に紹介してしまいましたが、『おいハンサム!!』が、こんなたった3つのエピソードだけで、進行するわけが、ありませんよね!?(誰に!?)

だって、今週は、突然に「無人島へ持っていくモノ問答」(シイナさん:野波麻帆の“それ”には爆笑!)から始まり、「ランチ時間を無駄にしない男」「元カレに似ている腹立つ系音楽プロデューサー」「渡辺さん(太田莉菜)が占いで言われたこと」「カフェの平和を取り戻せ!」「“さわられポイント”が溜まった」「昆虫の気持ちがわかる男」「母さんが作るサンドイッチ」「と、パンの耳」「大森(浜野謙太)が気になってしまった女」…などなど、厳密にもっと追えば、この倍はある、豊富が過ぎるトピックスの数々!!

で、普通、こんだけのトピックスを挙げてしまうと、それはネタバレでしかないのに、トピックスのどれもが、わけがわからな過ぎて、ちっともネタバレにならないどころか、わけがわからないからこそ、逆にどんな物語なのか?気になって仕方がなくなる(でしょ?)という不思議!!

そう!!『おいハンサム!!』とは、説明したところでネタバレになるはずがない“屈強”さと、説明すればするほどわけがわからなくなってしまう“珍妙”さを持ち合わせている、屈強&珍妙ドラマ、なのです!!!(意味不明)

うん、で、その、一見、わけのわからないトピックスの羅列、散文形式でありながら、最終的にはなぜだかうまいことまとまって、大団円まで迎えてしまう!!のは、毎回そうなのはもちろんのこと、苦笑と失笑、からの爆笑、かと思えば嘲笑(ドン引きでも可)、そうこうしてる間に、なぜかほっこり…しかも、考えさせられる…そして感動…とはいえ、やっぱり、結局のところ、わけがわからん!

という、感情の変遷が激動!!ってのも、毎回もちろんそう、なんだけど、今回は、いつもと、ちょっとだけ違うテイストが加わっているのです。