巨大空間に70以上の作品が境界線なく展示

「チームラボボーダレス」はデジタルアート集団「チームラボ」が、東京の新名所・麻布台ヒルズの地下に東京・台場から移転させる形でオープンしました。入り口は地下1階にありますが、その奥には何と約7000㎡の巨大空間が広がっていて、新作も含め70以上の作品が境界なく展開されています。

入り口は麻布台ヒルズの地下1階です

独立している作品もあるので、まずはそちらからご紹介します。

佐久間アナが「光のシャワーを浴びているみたいです。光に引きこまれる感じがします」と声をあげたのが『ライトスカルプチャー』。日本語に訳すと“光の彫刻”ですが、空間の奥から長い光線が束になって、ときにはトンネル状に、ときには波のように、どんどんと押し寄せてきます。

光の作品に包みこまれる佐久間アナ

この作品はシリーズで、実に20ものバリエーションがあり、色やデザインが次々と変わっていきます。

この作品だけで20ものバリエーション!

光を全身で感じていると圧倒されて立ち尽くしてしまいますが、実は来場者が光に触れると変化が起きます。佐久間アナが手をかざしてみると…「光が私に集まってきます。握れるみたいに近づいてきます」。

佐久間アナがあげた手に光が集まります