海斗の出版社を訪ねてきた市子は、智信は次の理事長選で勝つために海斗を利用しているに過ぎないと話し、遠回しに海斗に病院へ戻って来ないようけん制。うんざりする海斗。

皇一郎、市子、佑馬の食事会が行われた。市子は佑馬に理事にとなるチャンスを与えてもらえないかと願い出るが、皇一郎は「理事の件は智信に一任している」と突っぱねる。

陽月から「私との将来を真剣に考えてくれるなら、海斗のお父さんにも会わせてほしい」と言われた海斗は、意を決して病院へと赴く。病室に行くと智信の容態が悪化し、郁弥が緊急の処置をしていた。

対面を果たす海斗と郁弥。

智信は何とか一命をとりとめ、数年ぶりに海斗と顔を合わせた。陽月のことを話そうとしていた海斗だが、智信はプロジェクトについて話し出す。権力のために息子の自分を利用していると感じた海斗は苛立ち、席を立つ。

そんな海斗の背中に、智信は「飯は食べられてるのか」と声をかけた。

行きつけの居酒屋で、紗耶は海斗に智信のインタビュー原稿を見せる。そこには智信の思いが書かれていた。海斗の病気をきっかけに、心臓血管外科の必要性に気づいた智信。手術を経て回復した海斗の「お父さんと一緒に僕みたいな人の命を救いたい」という約束を守るべく、心臓血管外科センターの設立に尽力している、という内容だった。

父親の思いを知った海斗は、智信の留守番電話にメッセージを残す。しかしその頃、智信の病室に何者かが現れ、点滴のチューブに液体を注入していた。その直後、智信の心臓は停止し…。