「終わらせないで」北村匠海が歌詞に込めた思い レコーディング密着で見えた歌い方のこだわり
井上アナが一番好きだというのが「大丈夫だから みんな居るから 終わらせないで」という歌詞。普通であれば、みんないるから“頑張ろう”というところを、“終わらせないで”とした理由は北村さん自身の過去の経験にありました。
北村:
「頑張れ」って言いたい気持ちはあっても、言葉に出すときっていろいろ考えちゃうんです。「いや、頑張ってるしな・・・」って。僕も経験あるんですけど、言われた側からすると「いや頑張ってるのよ・・・」っていうタイミングって結構いっぱいあると思うし、だったら“今の思いを終わらせないこと”っていうのを応援したいなっていうのがあったんです。一人じゃないし、みんなに朝はあるから終わらせないでほしいなっていう。もしも悲しかったり悔しかったり苦しい思いを抱いているのであれば「僕らが居るから」っていうことも付け加えたかったんです。
そんな“寄り添うこと”を大事にする北村さんがレコーディングの際にもっとも歌い方にこだわった部分が後半に出てくる「楽じゃないよな」というフレーズ。力強く歌い背中を押すか、あえて軽く歌って寄り添うかで悩んでいました。
北村:
「楽じゃないよな」って軽く言ってあげた方がいいと思うんです。歌ってると力はいっちゃうんですけど、「楽じゃないよな」って笑って言って、押しつけない方がいいなって。
日本では年始から様々なことが起こり、笑えていない人もたくさんいると考えた北村さんは、そういう人たちへ向けて「大丈夫、僕らも同じだから」というメッセージを伝えたかったと言います。
北村:
「一緒に笑おう」とか「笑わせてあげるよ」って言えるほど自分も強くないので、優しさだったりとか、隣にいる感じが伝わるといいなと思っていました。
北村さんの“寄り添うこと”を大切にする姿勢に、井上アナは自身が『めざましテレビ』のメインキャスターになった時の気持ちを思い出しました。
井上:
私もメインキャスターになったときに、朝ってしんどい人が多いだろうなと思って、ちょっとでも穏やかになってもらえればいいなと思って放送しているんです。なのでこの曲は本当に私にも寄り添ってもらっています。