夏(目黒)が、これからの人生をともに歩みたいと考えている恋人

有村さんが演じるのは、夏(目黒)が、これからの人生をともに歩みたいと考えている恋人・百瀬弥生(ももせ・やよい)。

有村架純

弥生は、仕事の関係で夏と出会い、付き合うように。交際から3年がたち、そろそろ結婚も考えようと思い始めていたとき、夏に子どもがいることを知ります。

それは、夏にとってだけでなく、2人の未来を描こうとしていた弥生にとっても、青天の霹靂(へきれき)の出来事でした。

ある日突然、愛する人に、その人がかつて好きだった人との間の子どもがいることを知った弥生が何を考え、どのように向き合っていくのか。その揺れる心模様も、この物語の重要なテーマになります。

描き始めた未来が突然変わってしまったもう1人の存在

化粧品メーカーの開発部で働く弥生は、真面目できちょうめんな性格の持ち主。

仕事でも、納得がいかないときには妥協することなく良いものを突き詰めていき、同僚からは“しっかりしている人”と思われています。

そのため、年下である夏との交際について、会社の後輩から「百瀬さんほどしっかりしてる人だと、甘えやすいですもん。甘えることに罪悪感ないですもん」と言われることも。

そんな弥生が夏との将来を真剣に考え始めていたある日、夏の部屋で一緒にご飯を食べていると、夏のもとに一本の電話が。電話口でぼうぜんとする夏の姿を見て、弥生は、普段と様子が違うのが心配になり…。

有村さんは、目黒さんとは映画『月の満ち欠け』(2022年)以来、2年ぶりの共演。有村さんが民放連続ドラマ初主演、かつ月9初主演を果たした『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(2016年)では、本作の村瀬健Pがプロデュースを務めました。

『海のはじまり』は、7月スタート!毎週月曜21時より、フジテレビで放送されます。