「メディア評論家」永野に噛みつかれ、尾形貴弘が汗だく
「メディア」の解説では、芸人でもある永野さんが“メディア評論家”として登場しました。
「2030年には、テレビは誰も見なくなる」と危惧し、テレビ業界の人々に対しては「骨のあるやつがいない。『テキトーにやろうぜ』で集まった連中。その割に番組がハネると、インタビューで饒舌にしゃべり出す」と、永野節を展開。
やがて、全力解説員の先生にまで「普通、研究者だったら、テレビに出ます?その筋の分野からバカにされてる」と噛みつき始めたため、尾形さんがフォローしようとすると…。
永野:あんた、ただのタレントじゃん。
尾形:(!)
永野:熱血枠。昔からある、森末(慎二)さんからの流れじゃん。
※森末慎二さん…ロサンゼルスオリンピックの体操競技で、金・銀・銅メダルを獲得。引退後はタレントに転身。
キャスターアリタ:(笑いをこらえる)
尾形:はぁ!?
永野:うるせえ、元スポーツが!
スタジオ:(笑)
エスカレートした永野さんは、警備員に連行されていき、尾形さんに向かって「スポーツマン!その熱血の顔がいいですね!令和の森末さん!」と捨てゼリフを吐きました。
尾形さんは、相当食らってしまった様子で「的を射ていることも言っていたし…」と、肩を落としました。
天竺鼠・川原克己の意味不明な言動に“熱血”対応
クセの強い先生が続々登場し、尾形さんが警戒するなか、「政治」の解説では、「背汗」と書いて「リュック」と読む専門家(天竺鼠・川原克己さん)が登場。
背汗(リュック)先生は、登場するなり地球儀の前に座り込んで自己紹介。
名刺代わりに将棋の駒・桂馬だけを大量に配ったり、解説用フリップに赤ペンで棒グラフを書くときに自身のシャツまではみ出したりと、やりたい放題。
<川原克己さんの解説といえば…オズワルド・伊藤俊介 専門家への強すぎるツッコミ禁止令も…我慢の限界で「コウメの太夫じゃないですか!」>
尾形さんは「先生、やめて!」とツッコミを試みるも、「むずいわ、こいつ」と大苦戦し…「うほ、うほ…」と、奇妙な笑いが止まらなくなった背汗先生を、「大丈夫か」「落ち着いて!」となだめることしかできません。
最後は、背汗先生自らチンベルを鳴らして、両腕を腰にあてて、連行を要求するポーズ。
そして「チョメチョメ~!ニャンニャン~!」と絶叫しながら、警備員に連行されていきました。
キャスターアリタ:解説が入ってこなかったですね。
尾形:ごめんなさい。俺、技術がないもんだから。うまいこと、なんにも…(と、泣き顔)。
スタジオ:(失笑)
キャスターアリタ:汗をすごくかいてらっしゃって。熱血というか。
尾形:スポーツマンなんで!
三段オチのような展開に、スタジオは大笑い!尾形さんは、クセの強い専門家相手に、持ち前の“熱血”でどうにか乗りきりました。
最後は「コンプライアンス委員会」で、ヒコロヒーさんからズバリ指摘が…。
ヒコロヒー:永野さんから暴言を吐かれた際に、顔を真っ赤にして「スポーツマンで何が悪いんだよ!」と返されていましたが、この返しこそがスポーツマンだったのかなと。
スタジオ:(笑)
それでも、「全編を通して、すべて“全力”で取り組む姿、すばらしかったと思います」と労(ねぎら)いの言葉を賭けられると、尾形さんはうれしそう。
尾形:あざっす!!…まぁ一応、“芸人寄りのスポーツマン”なんで!それで十分です!
ヒコロヒー:スポーツマン寄りの芸人ではなく、芸人寄りのスポーツマン!?
尾形:……うん、そうだね。俺、もうスポーツマンになっちゃってるね!
キャスターアリタも「スポーツマン寄りの芸人じゃないの(笑)?」とツッコミ、スタジオが大笑いに包まれました。
『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ)2024年5月24日放送より
次回、5月31日(金)の『全力!脱力タイムズ』は、白岩瑠姫(JO1)さん、大久保佳代子さんが登場します。