<あらすじ>

ある日、人気(ひとけ)のない山奥の小さな滝を見に行っていた雨霧梢(若村麻由美)は、ぬれた道を歩いている途中で足を滑らせ転倒し、意識を失ってしまう。

しばらくして目を覚ますと、そこは古い洋館のベッドの上で、足を滑らせたときにできたけがの手当がされていた。

状況をつかめずにいた梢が部屋を出ようとすると、突然、星野明(ジェシー)と名乗る青年が現れる。

彼は、「手当をしたのは僕たちだ」と告げ、梢を連れてダイニングルームへ。そこには、季節感がバラバラな服装をした老人(山田明郷)、マダム(山野海)、女子高生(池田朱那)の姿があり――。