しのぶさんのぶっきらぼうな言動は、認知症の母のために、母へのやさしさで演じていた…だなんて…(号泣)

はい。っというわけで(?)そんなこんな、いつも以上の、いつにも増しての、抱腹絶倒の爆笑シークエンスの数々は、後半も後半に待ち受けていた、しのぶさん(塚地武雅)のエピソードへつなぐための緩衝材…より物語に深みを与えるための緩急…だったとはね…。

だってだって、しのぶさんのエピソード、珠玉過ぎて、涙、止まんなかったものね…。

うん、だけど、僕、実を言うと、前回ラストで明かされた、しのぶさんの別の顔…。ドラマラストの“引き”としての衝撃よりも、なんだか、すごく、違和感をもっちゃったんですよね。

それはなぜかというと、しのぶさんって、ペヤングばっかり食べてるけれど(それは関係ない)、物言いはすごく上品だし、語学も堪能で知性もあるし、いくら自分を隠している?…とはいったって、あんなぶっきらぼうな人に豹変するかな?自分を自分らしく!!って、きっと生きてるはずの人が、隠す?…まではわかるとして、あそこまで、豹変=自分を捨てられるのかな?って、すごく違和感を覚えて、なんだかしのぶさんというキャラクターを勝手に知ったような気になって、リアリティなくない?なーんて思っちゃってたんですよ…。

だから、前回ラストで、しのぶさんの別の顔…という衝撃で次回へつなぐにしても、ちょっと、その引きの衝撃度優先で、ドラマティックな展開を用意するためだけの、ご都合優先みたいじゃない!?…大丈夫かな…って、勝手に心配していたのです。

だけどだけど、まさかまさか、その豹変して見えた、ぶっきらぼうな言動は、認知症の母のために、亡くなったぶっきらぼうな父を、しのぶさん自身が、母へのやさしさで、演じていた…だなんて…(号泣)。う…うん…もう…これ…どういう、どういうテクニックなんですか?!(しつこい!)

いや、このお話を、“テクニック”とか言っちゃうと、とてつもなく作為的な意味に捉えられてしまいそうだけど、全然そんなことはなく、まさかまさか、あの、ペヤングが盗まれたことに憤って、監視カメラ映像に手を出すまでの執念を見せた、あの、あの、しのぶさんの回が、こんなにも、涙が止まらない回に仕上がるだなんてさ…聞いてませんよ??

しかも、今回は、前半の笑いに加えて、しのぶさんのお母さんを発端にした自転車事故による医療描写、そして、母と子の人情物語、なんなら、享のあのくだりも、岡本に激ギレしてたわけだから、すなわち、それは、この第7話では、良質な医療ドラマの中に、“喜怒哀楽”のすべてが、すべてが、詰まってた!!

そしてその、“喜怒哀楽”のすべてが、高いところに位置して成立していた!!!っという、奇跡!!!奇跡のテクニック!!!(テクニック言うな)

うん、っていうか、世の中の事象なんでもそうだけど、この人はこういうキャラクターだからとか、こういう性格だからとか、こっちが勝手に決めつけてしまって、自分の思いや想像と少し違ったからって、拒否反応を示したり、ましてや真のリアルも知らないくせに、リアリティがない!だなんて、決めつけるもんじゃ、ないですよね…。はー、今回は、特に、特に沁(し)みたわ…。

っと思ってたら、次回は、爆発事故!?って、このドラマ、どこへ行っちゃうの!?