ウズメ(イモトアヤコ)がこの先どんなふうに変わっていくのか!?

ま、そんなことより何より、主人公・ウズメを演じるイモトさんが最高なんですよ。

彼女らしく表情豊かに、コメディリリーフとして抜群なのは、まあ、予想の範囲内だったとして、それだけじゃないのです。

12年間も引きこもっていたウズメが、ようやく外の世界へ踏み出す瞬間。そして、そのあとに見せる一挙手一投足が、あまりにもチャーミングなのです。

これまで“女優・イモトアヤコ”という姿を、そこまで見慣れていなかったということもあるけれど、彼女が一生懸命になればなるほど、なぜかドラマそのものがどんどん面白くなっていく。

必死になっている。戸惑っている。空回っている。だけど、ちゃんと前へ進もうとしている。

そんなウズメをイモトさんが演じることで、主人公の不器用さが嫌味にならず、むしろどんどん愛おしくなっていく。そして、彼女が少しずつ変化していくにつれて、イモトさん自身もどんどんチャーミングに見えてくる。

この“人が変わっていく姿を見ているうちに、いつの間にかこちらまで応援したくなっている”感じ。これぞ、ドラマの醍醐味!!

そして、彼女が引きこもり生活から踏み出すきっかけとなった“仕事”と、その仕事が彼女の持つ特性とどう結びついていくのか?という部分もかなり面白いギミック。

第1話を見ただけでも、ウズメがこの先どんなふうに変わっていくのか、そして彼女を取り巻く人たちとの関係がどう広がっていくのか、気になるところがしっかり残る。

“ハイテンション”な土ドラを期待して見始めたら、まさかの“文芸”。でも、これがなかなかいい。笑えて、チャーミングで、切なくて、そしてちゃんと心に残る。

40歳、12年間の引きこもり。そこからウズメが何を見つけ、どんなふうに自分の人生を取り戻していくのか。これは、第1話だけで終わらせず、今後のウズメもしっかり見届けたくなる作品です!!