<円井わん コメント>
――現場の雰囲気はいかがですか?
作品の内容とは違い、和気あいあいと朗らかとした雰囲気でした。
――二森玲夏役が決まったときは、どう思いましたか?
俳優として、前にもあとにもないかもしれないチャレンジングな役柄。今までと全然違った役柄なので、やりがいがあると思いました。
――二森玲夏について教えてください。また、演じるにあたり、どんなことを心がけましたか?
“沼っていく”というより“もう沼っている”ところからスタートします。
私自身が玲夏を否定しないと決めていました。今回、役作りは短期集中だったので大変でしたが、周りの友人の推し活の話などを聞いて理解を深めました。
そして、実際に演じていくうちに、玲夏の生き辛さや、すがりたくなる気持ちを深く理解できるようになりました。玲夏のピュアさがさらに心を痛くするというか…。
――円井さんと玲夏は似ているところはありますか?
私もハマったら、結構ハマるタイプなので、わからなくもなかったですね(笑)。
言葉というよりは、人によってチグハグな回答や態度をするときがあって、昔の私を思い出しました。人間の弱さですね(笑)。
――円井さんは推し活をしたことはありますか?
ロックバンド、UVERworldが高校生のときから大好きでした!当時は、ほぼUVERworldしか聴かないし、ライブにも行きまくっていました。
グッズを買いまくる!とかはなかったです(笑)。ただライブで音楽を聴いて、飛び跳ねて、最後に号泣するというのが当時のルーティンでした(笑)。
――身の回りに美智留のような人はいますか?もし、実際に目の前に現れたらどう思いますか?
いないです(笑)。
ただ、中学生のときはいましたね。正直、10代前半の子はすごいと思いますよ。かなり巧妙に洗脳状態に持っていくから、みんなその子から離れないんですよ。
それに、中学生は世界が学校しかないので視野は狭いですよね。私は違和感しか覚えなかったので離れましたけど…。
そのころに鍛えられたセンサーがビビッと働くようになって、危険察知能力がとても高くなったと思います。今ではまったく寄せつけませんね(笑)。
――今作にはさまざまな欲望を持った人物が登場します。円井さんのどうしても捨てられない欲望を教えてください。
猫と暮らすことです。あとは最近、冷やし中華好きすぎて困っているんですけど(笑)。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
さまざまな苦しみや悩みを持った人たちが、そこからさらに堕ちていくという、なんとも人間臭いホラー作品ですが、きっと共感してもらえるところもあると思います。
自分の中に今、辛いことがあっても、今日も明日も生きているだけですごいんだよ、というメッセージも込めて演じました。『嗤う淑女』、ぜひご覧ください!