亀梨和也さんが、約25年にわたる音楽人生と、現在のソロ活動について独占インタビューで語りました。
7月8日、1stソロアルバム『WAVE』をリリースした亀梨さん。独立後初めてのアルバムに込めた思いを、『めざましテレビ』の高崎春フジテレビアナウンサーがインタビュー。KAT-TUN時代にもソロ活動を行っていた亀梨さんに、当時と現在の心境の違いや、「最近体験した初めてのこと」、そしてここまでの「音楽人生」をグラフ化して振り返ってもらいました。
めざましmediaでは、貴重なインタビューを番組未公開部分も合わせてお届けします。
亀梨和也「これを作れるのは今しかない」KAT-TUN時代との違い
『WAVE』は、亀梨さん自身が心動かされた楽曲を中心に制作に取り組んだ、独立後初となるアルバム。アルバムリード曲『WAVE』や、『Diamond』(楽曲提供:友成空)、『’O sole mio』(楽曲提供:GRe4N BOYZ)をはじめとした、全13曲すべて新曲のフルアルバムとなっています。
――アルバムのタイトルに込めた思いを教えてください。
昨年の4月から「独立」というかたちで、新しい環境の中で歩みを始めました。昨年の11月8日に、KAT-TUNのグループとしての最後のライブをさせていただきましたが、その手前からアルバムのお話もさせてもらっていました。
「区切りをつけたい」という思いでもなかったのですが、今の自分の軸となる気持ちをしっかり表現したほうがいいなと思いました。ファースト(ソロ)アルバムでもあるので、「新しい俺を見てくれ」というよりは、自分自身にある心の揺れであったり、流れであったり、波動というものがどういう色合いを持って、どういう表情を見せてくれるのか、に期待していました。
――GRe4N BOYZさん、友成空さんなど、様々な方が楽曲提供されています。私は、けっさく(名誉伝説)さんが提供された『36度5分』がリズミカルでおしゃれな感じがして好きです。
なかなか自分の感覚とか発想だと、ああいうところにたどり着けないので。僕もすっかり40という年齢になりましたので(笑)。自分よりも若い世代の方たちのエネルギーを感じながら制作させてもらうというのは、これまであまりない経験でした。
若い世代の方たちから、亀梨という素材をどういうふうに楽しんでいただけるかなというのが、今回楽しかったところですね。
――ソロ活動は、KAT-TUN時代の2019年から行っています。KAT-TUN時代と今の違いはありますか?
まったく違いますね。やっぱり、グループで活動させてもらっているときのソロ活動は、どうやってグループの活動につなげられるか、反映させることができるかというバランスがあるので。「グループとしてはこうあるから、こっち(ソロ)はこういう表現かな」という対比もあります。俳優業をするときも「こういう作品で、こういう主題歌を歌わせてもらえたら今のKAT-TUNにすごくいいのかな」なんてことも考えていたので。
そういったグループとしてのバランスであったり、グループに還元するという大テーマが自分の中からなくなっている状態で。“亀梨和也”としてどう表現したいかが、すごく難しかったです。
10代、20代のときは、個人として「こうしたい、ああしたい」というのがすごくあったと思うんです。それこそ「月9に出たい!」とか「ベストジーニスト欲しい!」とか、そういうシンプルな欲望がグループにもつながってはいたんですが、今は新たな環境で、そういうものを探している最中という感じなのかな。
会社やグループという環境の変化も大きくあったと思います。そういうところも含めての「揺れ」は、今の僕の大きなテーマだなと思っていて。むしろ、これを作れるのは今しかないのかな。来年以降はもっと分かりやすい何かも確実に出てくると思います。
――経験や年齢によっても考え方が変わってきたとのことですが、実際の作業量も独立後は変わりましたか?
作業自体は大きく変わったわけじゃないんですけれど、制作の裏側、今まではあまり触れてきたことがないような部分も含めて、会議に参加して決めていったりしないといけないので。
――それは亀梨さんにとって楽しいですか?それとも大変なことですか?
どっちもあります。負担が増えて当たり前だと思うし、想定もしていたし。だからこそ、本当に自分で進んでいるなという感覚が、これからのクリエイティブ作業にいいかたちで影響があってほしいなと思います。「俺がやったんだぜ!」という感覚よりは、「生き心地」みたいなことなのかな。
――「生きているぞ」という実感ですか?
より感じます(笑)。生きることへの向き合いも含めて。これまではありがたい環境にいて、自分が弱っているときにも、ググッとサポートしてくださる環境は圧倒的にあったと思いますし。そういうことを含めてプレイしているというか、ちゃんと仕事の中で生きているな…生きなければなって。
――初アルバムということで、亀梨さんが最近体験した「初めてのこと」は?
自分のYouTubeチャンネルで「麻辣湯(マーラータン)」に行かせてもらったんですよ。それは初体験でした。初めてで(具材の選択などの)やり方も何も分からないので「どうしようかな」と思って。(注文する)流れに抗(あらが)えないじゃないですか。(具材を選んでいったら)戻れないっていう。
ずっと悩んでいても、後ろの方に迷惑がかかっちゃうし、という緊張感の中で迎えるレジでの達成感。改めて、準備と直観力、判断力を求められるいい時間でした。楽しかったです。
