1人になった弥生は水季の手紙を読む。
「夏くんの恋人へ」と書かれた手紙には、海や両親、夏たちへの思いが綴られている。そして、宛名の通り、夏の恋人=弥生へのアドバイスで終わっていた。
数日後、弥生は夏のアパートへ。海へのプレゼントを夏に渡す弥生は明るく振る舞うが、ついにたまっていたものを吐き出し始める。
最初は、夏と海と自分の3人でいるのが居心地良かったが、次第に3人ではないことに気づいたと言う。夏と海の間には、水季がいたのだ。
そのことに、弥生は疎外感や嫉妬心を覚えるように。夏と海は好きだが、一緒にいるとそんな自分が嫌いになると言う弥生は、「月岡くんと2人でいたかった」と告げた。
そして、弥生は海の母親にはならず、夏とも別れると言う。夏も「3人が無理なら、どちらかを選ばなきゃならないなら、海ちゃんを選ぶ」と応じた。
こうして、夏と弥生はお互いを好きなまま別れを決意する。