どういうわけか「愛知の町中華で修行させる」という謎論法!!

で、そっからがまたしてもひどい。“恋愛に興味が持てない”から“ラブストーリーを断る”っていう今回のハルコが解決すべき問題を、どういうわけか「愛知の町中華で修行させる」で結論を導こうとする、意味不明にもほどがある謎論法!!

今回の最終的な結論を僕なりに解釈すると…人を思いやることが愛で、それを何かの“きっかけ”で知れば、恋愛に興味が持ていない颯斗でも、演じることができるってことなんだろうけど、その“きっかけ”が、何をどうして“町中華”というイリュージョン!!

…うん、で、それだけでも発想の斜め上っぷりに咀嚼(そしゃく)しきれないんだけど、一回無理矢理咀嚼するとして、その“町中華”で社会経験のない颯斗が、右往左往することによって社会を学んでいく…(だからこそ、人を知ることができる)…のかと思いきや、颯斗の配膳スペックが高すぎるがあまり、予想してた“右往左往”は描きもせず、まさかまさか、急に出てきた常連客 “遠藤さん”のおもてなしの日に、わざわざハルコが試練を与えて(プロパンガスのボンベを引っこ抜くという超荒業!)、やんややんやで、颯斗が大雨の中、ガスボンベをしょって帰ってきて「人を愛することは、素晴らしーーーーー!!!!!(絶叫)」って、どういう論法なんですか!?

ねぇ、なんで「恋愛に興味が持てないアイドルにラブストーリー主演を促す」という問題に対するその導き方が、“町中華”で“ガスボンベ”で、絶叫――――!!なんですか?ねぇ!?論法、おかし過ぎるでしょ??あまりに論法がおかしすぎて、大雨の中でガスボンベしょって帰ってくる颯斗に対して、車出せ!!っていう、そんな至極まっとうな僕のツッコミすらもバカバカしくなったよ!!!うん、もう、なにもかもがひどい。ひどすぎる!!!(=爆笑の意)

この『最高のオバハン中島ハルコ』第3シーズンで、アジアへ進出してパワーアップ!とか言っちゃってるそんなことよりも、物語の論法が、これまで以上にいや“異常”にクレイジーで、輪をかけてクレイジー過ぎて、それがあんまりにもひどくって、ひど過ぎて、そのひどさがシーズンを重ねるごとに増し過ぎている。クレイジーがパワーアップし過ぎている。過剰×過剰!でも、それが、それこそが『最高のオバハン中島ハルコ』!!!(意味わからん)

うん、で、あんまり興奮し過ぎて書きそびれてたけど、「恋愛に興味がない」はずだった颯斗が、こちらもこちらで二次元と結婚してるとか言っちゃってる鰯ちゃん(大友花恋)と目が合ったその瞬間に恋に落ちちゃって、そのまま二人が付き合っちゃってる!?ってさ、もう、もうさ!!!その辺の流れ、あまりにもあっさりで、雑過ぎてひどすぎるよ!?ここまで、丁寧過ぎるほどに恋愛の変遷を追ってきた、いづみ(松本まりか)の身にもなって!!!