1月26日(日)の『ボクらの時代』は、堺正章さん、ミッキー吉野さん、シシド・カフカさんが登場しました。
3人は2024年に、バンド、堺正章 to MAGNETSを結成。2月に初めてのライブを控えています。
ミッキー吉野「バンドなんて一番ストレス」
堺さんが、2人にリフレッシュ法を聞いたことから、話題は日ごろ心がけていることへと展開。
10代のころから、痛風などを患ってきたという吉野さんは「いかにストレスを持たないか」を大事にしていると語りました。

堺:それは、「敵を作らない」みたいなことも含めて?

吉野:いや、それはないですけど。
堺:難しいよね。
吉野:だから、(今回のバンド結成で)久しぶりに仲間ができた感じがするんですよ。だって、本当はよく考えれば、バンドなんて一番ストレスなんですよ。
シシド:(苦笑)。
堺:あははは。これ、(僕ら)解散します。
吉野:いや、だって若いころは、伸び方も違うし、興味の持ち方も違うし、全部違うじゃないですか。「もっといいものやりたいのに」って誰かが思い始めたら、もうそこからストレスが始まるから。
吉野さんは「だから、バンドというのは本当に大変」と実感を込め、「僕は、強制はしないんです。練習も『明日来られたら、来てね』って。そうするとみんな、来るんですよ。そうやってストレスをなくしていく」と対処法を明かしました。

シシド・カフカ「手放す訓練をしている」
一方のシシドさんは「最近、手放すことを覚えた」と語りました。

シシド:単純に物でもいいですし。自分のもとから離したとたんに楽になれることが、割と多いなと思ったので。今までは、目の前にあることに対しても、自分のもののように抱えて、ものすごく怒ったり、一喜一憂して感情を動かしていたんですけど。
一度手放してみると、冷静に物事を見られたりとか、自分がどこにいるのか立ち位置を(俯瞰で)見られるようになってきたので、自分のもとから手放す訓練をし始めています。
シシドさんは、そうすることで「悪い意味での“心の騒ぎ”ってのが、なくなってきた」と明かしました。