5月29日、綾瀬はるかさんと千鳥・大悟さんらが、映画『箱の中の羊』初日舞台挨拶に登壇。“親子3人”&監督そろい踏みで公開を祝いました。

本作は是枝裕和監督の最新作。息子を亡くした夫婦(綾瀬さん&大悟さん)がヒューマノイド(桒木里夢さん)を迎え入れ、再び家族としての時間が動き出していくという“少し先の未来”を描いた物語。

第79回カンヌ国際映画祭【コンペティション部門】にも正式出品されて話題となり、全世界各国・地域で今後劇場の公開が予定されるなど、国際的な舞台においても期待と勢いが高まっています。

綾瀬はるか「紳士的にぴょこっと」大悟のエスコートを絶賛!?

5月16には、カンヌ国際映画祭にて公式上映が行われ、華やかなレッドカーペットを歩き、拍手喝采に包まれたスタンディングオベーションを受けた4人。日本で迎えた公開初日、上映後の舞台挨拶に登場すると、会場からは大きな拍手が鳴り響きました。

ステージに上がる際には、大悟さんは綾瀬さんに手を差し伸べ、カンヌ同様に慣れた様子でしっかりとエスコート。続いて、桒木さんも大悟さんに手を差し伸べてエスコートをすると、大悟さんは思わずにっこり。

大悟をエスコートする桒木里夢

満員の観客を前に、綾瀬さんは「カンヌでも温かく見てくださいました。今日いよいよ本番みたいな感じがしています」とあいさつ。

大悟さんは「初主演にしてカンヌ」と“役者・大悟”としての表情を見せ、「日本であれだけの長い拍手を浴びたことがなかった」と9分間にわたるスタンディングオベーションに触れ、「5分を超えたくらいでおもろくなってきた。いつまで続くんやろと思った」と振り返って笑いを誘いました。

綾瀬はるか
大悟

また、カンヌに続いて大悟さんのエスコートの感想を聞かれた綾瀬さんは、「紳士的にいつも、ぴょこって手を出してくれます」とお茶目にコメント。それを受けた大悟さんは、「大悟の手が緊張でびしゃびしゃだったと言わない」と綾瀬さんの“やさしさ”を明かしました。

是枝監督もカンヌを振り返り、「リラックスしていました」とひとこと。「あまり、ああいう場所で高揚しない。大悟さんがドレスを踏まなければいいなとか考えていました」と語りますが、実は是枝監督をリラックスさせていた要因がもうひとつあったそうで…。

左から)是枝裕和監督、綾瀬はるか、大悟、桒木里夢

レッドカーペットの正面には、強烈な扮装をした大悟さんの相方・ノブさんがいたそう。その姿を見たことで「さらにリラックスできた。大悟さんからは無視してくれと言われた」と是枝監督が笑いながら明かすと、大悟さんも「あいつがいると日本になる」とうれしそうな笑顔を見せました。

綾瀬はるか「目には見えない、大切な何かが届いていたらうれしいです」

桒木さんは、綾瀬さんと大悟さんの印象を「すごくきれいなお母さん。すごくかっこよくて社長みたいな」とキュートに表現。さらに、2人の好きな所を聞かれると「一緒に話してくれたり、遊んでくれたり。自分を励まそうとしてくれたのがすごく嬉しくて、好きな所です」と照れながら回答。

ニコニコと桒木さんのコメントを見守っていた綾瀬さんは、「(現場では)里夢くん中心の遊びになっていたので、喜んでくれてうれしいです」とほほ笑みました。

親子を演じた大悟と桒木里夢

注目シーンを聞かれた大悟さんが、「強いていうなら、綾瀬はるかに膝枕されて照れてない大悟はすごいです。あそこでニヤつかないのは相当すごいことです」と熱弁すると、会場からは拍手が起こる場面も。拍手を受けた大悟さんは、「そこを評価してほしい」とさらに胸を張りました。

退場時もエスコートを成功させた大悟

最後に、観客へのメッセージを求められた4人。大悟さんは、「皆さんの顔を見てホッとしております。ただ、帰るまでが試写会ですので気をつけてお帰り下さい」と笑いを交え、桒木さんは「こんなにファンがいてホッとしました。こんなに応援してくれて、ありがとうと思います」と感謝を伝えます。

綾瀬さんは、「目には見えない、大切な何かが届いていたらうれしいです」と会場を見渡し、是枝監督は、「視点を変えて二度三度、楽しめる映画になっていると思います」とアピール。そして、「里夢くんのファンを増やしていきたいなと思います」と付け足して、朗らかな笑いを誘って締めくくりました。

『箱の中の羊』は、5月29日(金)全国ロードショー
(C)2026 フジテレビジョン・ギャガ・東宝・AOI Pro.
配給:東宝 ギャガ