田舎暮らしを嫌い、高校卒業後に上京したゆう子は観光業、姉・佐野温子(浅野ゆう子)はアパレルで働いていた。
しかし3年前に将太郎の介護が始まると、温子は仕事を理由にゆう子にすべてを押しつけ、代わりに遺産はすべてゆう子に譲ると約束。だが、将太郎の葬儀が終わると突然、温子が「遺言状を預かっている」と言い出したという。
ゆう子は、温子とは母親が違うからか、いつも分かり合えないと杏たちに訴えた。
温子(浅野ゆう子)らが資産の内容を知っていたのではと疑う杏(平手友梨奈)
依頼を引き受けた杏と蔵前は、遺言書の開封のため家庭裁判所を訪れ、ゆう子と合流する。遅れてやってきた温子も、弁護士を引き連れていた。それは、杏の姉・天野さくら(江口のりこ)が所長を務める「天野法律事務所」の弁護士・大神楓(菅野莉央)たちだった。
開封された遺言書には、温子とゆう子が遺産を平等で分けるよう記されていた。だが、ゆう子が相続するのは猿飛村の家屋や土地なのに対し、温子には六本木のマンションを相続させるという記述が。
杏は、遺言書の筆跡鑑定をさせてもらう、と裁判官に告げ…。
温子や楓たちがマンションのことを知っていたのではないかとの疑念も浮かぶなか、資産価値を知った今日子は、この案件に辻井玲子(村川絵梨)も投入。そんな折、双方の相続人と弁護士が集まり、資産価値の検分が行われる。
六本木のマンションの資産価値は2億8000万円と算出。「素敵なカーテンを発注しなきゃ。トレイもお風呂場も。広いお家は窓が多くて嫌ね」とうれしそうに話す温子。
続けて一行は、猿飛村へと向かう。将太郞の家と土地の資産価値は600万円だった。
その際、蔵前たちは将太郎の世話をしていたという介護ヘルパー・小宮小夜子(小林涼子)に出会う。
温子たちが去った後、将太郎の家を調べていた蔵前たちは、部屋のあちこちにメモが貼られていることに気づく。物忘れが酷くなっていた将太郎のために小夜子が貼ったものだった。
