<志田彩良 コメント>

故人、そして残された人々に寄り添いながら謎を解いていく。人間ドラマと謎解きの爽快感を持ち合わせたドラマで、心情を繊細に表現するのがとても大事だと感じました。

私が演じた早紀は、自分の気持ちを押さえ込んでしまうキャラクターですが、私自身も気持ちを吐き出すことが苦手で、日常生活の中で押さえ込んでしまう感情がたくさんあります。そんな自分自身と早紀を重ね合わせながら、さまざまな感情と向き合い、演じました。

安斉星来さんとは、不仲な姉妹という関係性の役だったので、共演シーンは最も多かったのですが、撮影以外の時間でもその空気感を保つため、お互いにほとんど会話を交わしませんでした(内心はとてももどかしくて、さみしい気持ちでした…笑)。

姉妹がぶつかり合うシーンでは、さまざまな感情が入り交じり、今にもあふれ出しそうな涙を必死にこらえながら演じていました。撮影外での時間があったからこその感情や姉妹の空気感が生まれたと思います。

そして、感情の忙しい役だったからこそ、ディーンさん、瀧内さんのやさしさや現場の明るさにとても救われました。

表面上の姿と狂気的な姿、どちらが本当の早紀なのか。(被害者の)青田さんは、なぜ亡くなってしまったのか。考察しながらそれぞれの心に寄り添って、ご覧いただけたらうれしいです。