蔵前から若宮の件を聞いた先輩弁護士・辻井玲子(村川絵梨)や山崎慶太(松尾諭)らは、いじめ裁判の難しさを説明。時効が5年であるうえ、もしいじめを立証できなければ逆に相手から名誉毀損で訴えられることもあるという。

そこで杏が考えたのは、1年B組の同窓会を開いて一気に情報を集めようという手法だった。蔵前は、さっそく杏のアカウントを使って同級生たちと連絡を取った。

杏(平手友梨奈)は、当時、若宮(渡邊圭祐)が学校に行かなくなった理由を知る

同窓会当日。蔵前は会場となった店の店員として働きながら状況を見守っていた。

馴れ馴れしく接してくる同級生たちにうんざりして店を出ようとする杏。蔵前になだめられて店に戻った杏は、合田たちに若宮のことを切り出した。

だが、彼らは口々に「いじめなんてなかった」と言うだけ。一次会の後、クラスメートの1人・片山菜々子(松村ひらり)が杏に近づいてきたが、結局何も言わずに帰っていく。

蔵前とともに若宮家を訪れた杏は、学校に行かなくなったきっかけは何だったのか、若宮に尋ねた。そこで若宮は、母の翔子にも打ち明けていなかった“事件”のことを話し始める。

ある日、若宮が教室に入るとそこには若宮の遺影と祭壇が用意されていたというのだ。しかもそれは、若宮へのいじめを止めさせようと訴えていた杏が学校を休んだ日をわざわざ狙ったものだった。

実は杏は、菜々子からお葬式ごっこを準備する合田らの写真などが使われた7年前のグループラインを入手していた。それを使って、首謀者が判明したのは最近であると主張して時効の壁を崩し、裁判提起しよういう。

するとそこに、杏の姉・天野さくら(江口のりこ)が所長を務める「天野法律事務所」の海堂俊介(大倉孝二)が現れる。合田の代理人となった海堂は、人気動画配信者である合田への誹謗中傷が続いている事実を提示し、その大半が翔子によるものであると主張した。

脅しのような海堂の言い分に反発する杏たち。しかし、泣き崩れる母の姿を目の当たりにした若宮は、「訴えなくていい」と言い出す。

蔵前は、元カノの芸能マネージャー・安藤カオリ(安達祐実)のアドバイスに従って、何か言いたい気持ちをぐっと抑え、杏から話してくれるのを待ち続ける。やがて杏は、ある方法を考え…。