ナダルさんの暴言は、まだまだ存在していました。
10月6日(金)、『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ)が放送されました。
今回は、番組の存亡が問われる最大の危機に直面。これまで『脱力タイムズ』で数々の伝説を残してきたお笑い芸人・コロコロチキチキペッパーズのナダルさんが、精神的苦痛を理由に「番組を訴える」と言い出したのです。
相方の西野創人さんが、代理人となった八代英輝弁護士を引き連れて、アリタ哲平(メインキャスター)のもとを訪ねてくるという異例の展開。
八代弁護士によると「精神的虐待による傷害罪など、数々の刑事犯にも該当する」とのこと。ナダルさんは、これまでの出演回で、数々のトラブルに巻き込まれ、不快な思いをしてきたといいます。
そこで、証拠となる過去の出演回の映像を振り返ることに――。しかし、それは同時に、これまでのナダルさんの “いっちゃってる”暴言の数々を振り返ることにもなり…。
そんななか、前回(9月29日)放送分に未公開となっているくだりがあったことが明らかに!
<ナダル イライラMAXで止まらぬ毒舌!TKO木下とつかみ合いになるも、まさかの木本武宏登場にフリーズ>
イリュージョニストのDAIKIさんによる「体験型イリュージョン」を通して、「驚き」で楽しく脳を活性化させるという企画だったのですが…。
放送では、たまたま(!?)現れた、峯岸みなみさんや木下隆行(TKO)さんらに絡まれて、ナダルさんがひたすらイライラを募らせていくという展開が続きましたが、オンエアにのることなく、泣く泣くカットされた、もう2組のやりとりが存在していたのです。
よどみなく出てくるナダルの暴言に、おいでやす小田は絶句
1つ目は、ナダルさんが固定された状態から一瞬で脱出する「脱出イリュージョン」に挑戦中のこと。
スタンバイのたびに、スタッフの不自然なほどの”不手際”で、やたらと待たされていたナダルさんはイライラ。
このときも、DAIKIさんが「ちょっと忘れ物」と言って、ぐるぐる巻きになったナダルさんを1人残してスタジオからいなくなると「DAIKI、マジ仕事なくなってくれ!」と、恐ろしい表情を見せました。
そこに、『ボクらの時代』に出演する!?といって、おいでやす小田さんが現れました。
峯岸さんらと同じパターンだと理解したナダルさんは、小田さんが何かを言う前に「またお願いします!」と言って、早々に追い返そうとしましたが…。
小田:俺がネタで使ってるフリップ、「汚い」って言ってたよな。
ナダル:いや、まあもうー、ごめんなさい!謝るしかないです。すいませんでしたっ!(と、投げやり)
小田:「汚い」と思ったのは、確か?
ナダル:思っちゃいました…あっ、かんだ!痛ぇ!ベロかんだ(と、自爆して本当に痛そう)!出してくれー!
キャスターアリタ:あっはははは。
小田:(笑いをこらえきれず…)
小田:「汚い」と思ってるんやったら、何を反省するの?
ナダル:口に出したことを謝ってるんですよ。思っちゃうんです、それはもう。
小田:それは、根本的な解決になってへんねんけどな。
ナダル:ほんなら、すいません。そうですね。思う時点でダメでした。申し訳ございませんでした!また、お願いします!すいませんでした!(と言って、目で威嚇)
小田:失礼やから…。
ナダル:(食い気味に)ごめんなさい!もう、言ってもうた!クソっ!昔の俺ぇ!!!
ナダルさんは、矢継ぎ早に心のない謝罪でまくし立て、小田さんの入るすきを与えず。それどころか、あっさりと開き直って…。
ナダル:(早口言葉のように)どどどどど どうしたらいいすか?
スタジオ:(大笑い)
小田:謝る気持ち…。
ナダル:(巻き舌で)謝る気持ちないわ!なんで謝らなあかんねん!きったねぇフリップで!客かわいそうやろがい!フリップきれいにせえ!
次から次へと飛び出す暴言に、小田さんは絶句。
ショックを受けたように「めちゃくちゃひどいやん…。なんや、あいつ」とつぶやきながら、スタジオから去っていきました。
罵声を浴びた永野はナダルの頭を叩きまくって猛反撃
2つ目は、ナダルさんが、箱の中に入ると体が伸びるという「ゴム人間イリュージョン」に挑戦中のこと。
DAIKIさんのスゴ技で、両手を箱の上部に残したまま、頭だけが下に伸びていくイリュージョンを成功させましたが、マイクトラブルでまたも一人とり残されることに…。
すると、今度は『ザ・ノンフィクション』のナレーション録りに来た!?という永野さんが登場。
永野さんは、楽屋が同じ階だったのに、ナダルさんがあいさつに来なかったことが気に入らない様子。しかし、ナダルさんは「(別番組で来てるのに)誰があいさつに行くねん!」と、謝る気はありません。
永野さんが視線を合わせるように座り込むと、ナダルさんは「座らんでええて!謝るから」と、さっさと終わらせようとしましたが…。
永野さんは、ナダルさんの頭を両手でつかみロックオン!さらに、「『脱力タイムズ』はさ…」と語り始めて、長期戦モードに。
永野:(ナダルさんの頭をつかみ、さとすように)「あいさつしろ」って、そういうことじゃないのよ。仲良くやろうってことなのよ。
ナダル:(弱々しく)本当に申し訳ございませんでした。僕、動けないんで…。
永野:(上にある)手、外せばいいじゃん。楽しくやりたいのに。普通にしゃべればいいじゃん。「謝れ」とかは、別に(どうでもいい)。
ナダル:はい…。
永野:(ナダルさんのことが)好きだから。
ナダル:はい…。
と、友好的に話が進むかと思われた次の瞬間、永野さんが突然「外せ!」と言って、身動きのとれないナダルさんの頭を叩き出して、やりたい放題!
これには、ナダルさんも黙っているわけにはいかず…。
ナダル:おい、こらぁ!クソ芸人!おもんないねん!
永野:は?
ナダル:(目を見開いて)だから、仕事1個も増えへんのじゃボケ!一辺倒でキレる芸ばっかりやりやがってよ!芯の部分で笑かしてみろ!
ナダルさんの言葉に、痛いところをつかれたのか、永野さんは思わず口をつぐんでしまいました。
ぐうの音も出ないのかと思われましたが…ナダルさんに「こんだけさらけ出しても、仕事増えんな!」とあおられた瞬間、タガが外れたように猛反撃を開始!
無言でナダルさんの頭を両手でパチパチと叩きまくり、ナダルさんはされるがまま。
ナダルさんは「こんなの許されるのか?今のテレビでよ~!」と、涙目でぐったり。スタッフが戻ってきたところで、永野さんは何事もなかったかのように、悠然と去っていきました。
このあと、イリュージョンの仕掛けから解放されたナダルさんは、長らく待たされた恨みを晴らすかのごとく、「(永野さんから)ボコボコにされたやんけ!」と、DAIKIさんに馬乗りに。
さらに、収録終了後には、スタジオに姿を見せた永野さんを見て、ナダルさんの表情が一変!
キャスターアリタがなだめるなか、またもや馬乗りになり、スタジオが修羅場と化しました。
さらには、西野さんへの暴言もさらされて…結局、八代弁護士と西野さんは「訴えを取り下げます」「お手上げです」「次からも、けちょんけちょんにしていただけたら」と、白旗をあげました。
次回、10月13日(金)の『全力!脱力タイムズ』は、ゲストコメンテーターとして、石井杏奈さん、澤部佑(ハライチ)さんが登場します。
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