松岡修造さんが、糖度19度のとうもろこしの粉末で作るタコスにうなりました。

10月15日放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、千葉県銚子市の「手作りタコス」を紹介。

左から)松岡修造さん、「Hennery Farm」代表の坂尾英彦さん

冬は暖かく夏は涼しい気候を生かして、おいしい野菜を育てている千葉県銚子市の「Hennery Farm」を訪れた松岡さんは、代表の坂尾英彦さんが育てているとうもろこしの「アフロコーン」を頬張り、「これはおいしいですね、甘いし」と満足顔に。

すると、急に我に返ったように、自分がかぶっているアフロヘアについて「これ何ですか?」と指すと、「うちの正装です」と坂尾さん。農業体験の参加者にはアフロの着用が義務付けられているそう。

坂尾さんの農園では、捨てられてしまう規格外の野菜を、おいしく再利用する取り組みも行っているそうで、今回はアフロコーンの粉末を使ったタコスを紹介してもらうことに。

コーンパウダーと小麦粉をねって、ひと晩寝かせてタコス用のトルティーヤの生地を作りますが、通常は「マサ粉」という甘くない粉を使用するところ、坂尾さんは「うちではアフロコーンを使っているので生地が甘くなる」と、おいしさのポイントを教えてくれました。

生地を伸ばしたら、フライパンで焼いていき、その間に「タコミート」を作ります。熱した鍋に、オリーブオイル、にんにく、玉ねぎ、ひき肉を入れ、ケチャップやチリパウダーなどの調味料を入れて炒めていきます。

「アフロコーンの手作りタコス」

松岡さんから「何で農家を?」と聞かれた坂尾さんは、「家が12代続く農家なんですけど、農業が嫌いだったからクラブDJをやっていこうと思っていた。でも、同じ畑でも同じものは2つと作れないと気づいた」と、農業の魅力を明かしてくれました。

タコミートの鍋にしょうゆをひと回しすると、松岡さんは「メキシカンぽい中にしょうゆという“和”を入れる、それは坂尾さんならではの個性、作品ですね」と感じ入った表情に。

焼き上がったトルティーヤにレタス、アボガド、サルサソース、クリームチーズ、焼きとうもろこし、タコミートを乗せ、コーンパウダーを振りかけたら「アフロコーンの手作りタコス」の完成です。

「おいしそう」と豪快にかぶりついた松岡さんは、しばし目を閉じて味わうと「コーンの香りがすごい、甘いですね生地が」と絶賛し、「思ったよりも香ばしくて、しょうゆが合うんですね」と夢中で食べ続けます。

そして、「坂尾さんが見つけた個性、新しい農家の在り方…アフロですね」と笑顔で締め括りました。

次回は10月22日(日)に放送予定。

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