現在公開中の映画「おとななじみ」の公開記念舞台挨拶が、5月29日に開催。W主演を務める井上瑞稀さん(HiHi Jets/ジャニーズJr.)さんと久間田琳加さん、メガホンをとった髙橋洋人監督が登壇しました。

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左から)久間田琳加、井上瑞稀、髙橋洋人監督

この作品は、中原アヤさんによる同名漫画が原作。幼なじみ歴20年、関係が変わらぬまま大人になった主人公2人の進みそうで進まない恋模様を描くムズキュン・ラブコメディ。

井上さんは純朴で恋愛には鈍感な超残念男子・青山春(ハル)を、久間田さんはハルを一途に思い続けるも伝わらず、やきもきして世話を焼きすぎるオカン系女子・加賀屋楓を演じます。

井上瑞稀 役作りは「漫画のコマとコマを埋めるようなイメージで」

本作のクランクアップから、今日でちょうど1年。「撮影、プロモーション期間を経て、初対面のときと、どんな印象の変化がありますか?」と聞かれると、井上さんは「(久間田さんは)ストイックで誠実な方という印象だったのですが、ストイックな面は変わらず、すごくおしゃべりな人なんだなという変化がありました」とコメント。

久間田さんは、井上さんについて「しっかりした印象だったんですけど…」と切り出し「(撮影が進むにつれ)春に似ていると思う部分がすごく多くなった」と話しました。

「気付いたら横になって寝ていたり、抜けてる部分があって…」と続けると、井上さんは「気を許しすぎて、ついつい会話中に横になる、寝てしまうということがありました。それだけ役に入っていたということで、どうか許していただけたらと」と苦笑い。

撮影当初は、なかなか会話ができなかったという2人ですが、すっかり仲も深まり、舞台挨拶では息のあったやりとりを見せていました。

続いて、「役作りで心がけたこと」に話題が及ぶと、井上さんは「出演が決まってから、原作を読ませていただきました。漫画のコマとコマを埋めるようなイメージで動いたり、歩き方、声の出し方など原作を参考に役作りをした部分が大きいです」とコメント。

久間田さんは「撮影中、困ったことがあったら、原作漫画に立ち戻って、表情などを参考にしていました」と明かしました。

イベント終盤には、原作者の中原アヤ先生、カフェの店主蝶子を演じたアン ミカさんからのサプライズメッセージが紹介される場面も。

中原先生からの「演じてくださったのが、井上さんと久間田さんでよかった」という言葉に、井上さんは「やっぱり先生が喜んでくださるというのが、何よりも嬉しいですね」と笑顔。

久間田さんは「実写化をするにあたって、演じながらドキドキしていたのですが、今(中原先生が)優しい言葉をかけてくださることに、すごく嬉しく思います」とコメントしました。

また、共演したアン ミカさんについて、井上さんは「この間、たまたま新大阪でお会いしたのですが、ご挨拶をしたら『春くん!』って声をかけてくださって。撮影から1年経っても、僕らのことを忘れずにいてくださるのは、すごく嬉しいです」と笑顔を見せました。

映画「おとななじみ」は、公開中。
©中原アヤ/集英社 ©2023「おとななじみ」製作委員会
配給:東映