松岡修造さんが、全国的に珍しい魚のオンパレードに大喜び!
5月7日放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、佐賀県佐賀市の「有明もん」が紹介されました。
日本最大の干潟を誇る有明海には珍しい魚がたくさん生息し、日本ではここでしか獲れない魚も。そんな珍しい魚を味わうため、佐賀市の古川料理店を訪れた松岡さん。
店主の古川真浩さんに、有明海で獲れた”有明もん”と名付けられた料理の数々を紹介してもらいます。
まずは、ふっくらとした身がとろけるような口あたりの「クチゾコの煮付け」から。“クチゾコ”という名は、“靴底”に似ているからそう呼ばれるようになったと古川さんが由来を教えてくれました。
種類的には舌平目にあたるというクチゾコをひと口食べた松岡さんは、「すごい旨みがありますね、なめらかだし」と感動した様子。「皮もなめらか」と皮ごと味わいました。
煮付けは、火加減だけで煮崩れないように仕上げるのがポイントだそう。
続いては、日本では有明海にしかいない貴重食材のワラスボを紹介してもらいますが、乾燥した状態で鋭い歯を持つ姿に「エイリアンなんだ君は!」と松岡さんはびっくり。そのワラスボをヒレ酒のようにしたら、香ばしさと豊かな味が絶品な「スボ酒」に。
スボ酒に入っていたワラスボを引っ張り出して、その顔を眺めながらスボ酒を楽しんだ松岡さんは、「究極のなめらかさっていうんですか、ものすごく透き通った味」と絶賛。古川さんも、「ヒレ酒よりもスボ酒のほうが味が出る」とにっこり。
そして、「何これ!?」と松岡さんが驚いたのは、強烈な塩辛さがクセになる「よこばい豆腐」。
有明海にいるシオマネキという蟹を丸ごとすり潰して塩辛にしたものが豆腐の上にのっているため、蟹の殻や爪がそのまま残っているインパクトのある一品です。
松岡さんは、口に入れるとカリコリと音を響かせて「食感が面白いですね」とひとこと。そして、「グッと噛んだときの違和感が最高なんです」と、独特な歯ごたえと、塩気と豆腐の甘みが合わさったよこばい豆腐を堪能しました。
有明海でしか食べられない“有明もん”を楽しんだ松岡さんは、「僕も今日から“有明もん”になれました」とコメントすると、古川さんからも「仲間入りです」と返されて、きれいにオチがついていました。
次回は5月14日(日)に放送予定。
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