フジテレビアナウンサーが自ら執筆した短篇小説の朗読会に参加。それぞれが小説に込めた思いを明かしました。

発売中の『おしゃべりな食卓 フジテレビアナウンサー短篇小説集』(徳間書店)は、「料理」をテーマに、安宅晃樹アナ、佐々木恭子アナ、島田彩夏アナ、西山喜久恵アナ、宮司愛海アナが書き下した短篇小説集。カバーイラストと各章に添えられたイラストは上垣皓太朗アナが担当しています。

3月1日には、発売を記念してトーク&朗読イベントを開催。5人の朗読の様子や、それぞれが作品に込めた思い、執筆の裏側について語り合ったイベントの模様をレポートします。

「この人たちだったら書ける!」西山喜久恵アナからのオファーに4人の反応は…?

大きな拍手に迎え入れられてステージに登壇したのは、安宅晃樹アナ、佐々木恭子アナ、西山喜久恵アナ、島田彩夏アナ、宮司愛海アナの5人。

本作の発起人の西山アナは、「朗読のイベントを開催することが夢だったので感無量です!」と客席に向かってあいさつ。これまでも数々の朗読イベントへの参加経験はありましたが、著作権の問題で作品選びが難しいこともあったと振り返ります。

そんな折に、本書の担当編集者から「自分で書いてみたら?」と言われたそうで、その瞬間に「この4人の顔がひらめいた」とにっこり。「この人たちだったら書ける!絶対に素晴らしい作品になる!」とオファーの経緯を語りました。

左から)島田彩夏、宮司愛海、西山喜久恵、安宅晃樹、佐々木恭子

西山アナから熱烈なオファーを受けた4人は、

「最初は無理かもと思いましたが、やってみて良かったです」(佐々木アナ)

「書いてみたら苦しいところもありましたが、何よりも今日、みなさんとこうしてお会いできてうれしいです」(安宅アナ)

「いずれは小説を書いてみたいという思いがありましたが、読むのと書くのとでは大違いで、いかに小説家の方々がすごいのかと感じるきっかけになりました」(宮司アナ)

「お声がけをいただいて『やりたーい!』と言って始めましたが、いざやり始めてみると全然書けなくて。いろいろ助けていただきながら、ここにやっと立てています」(島田アナ)

と、各々が率直な思いを明かしました。

西山アナが、フジテレビの社員食堂で働く女性からの本書へのあたたかい感想を披露すると、実はまだ家族に読んでもらっていないというアナがチラホラ…。

佐々木アナは、夫に感想を求めたところ「途中までしか読んでいない」と返され、「なぜ途中でやめたのかを聞いてみたい」と明かすと、島田アナが「問い詰めちゃいけない」となだめ、会場には和やかな笑いが広がりました。

『おしゃべりな食卓 フジテレビアナウンサー短篇小説集』(徳間書店)

鯛、ハンバーグ、カレー、ロールキャベツ、梅干し…選んだ理由は?

選んだ「メニュー」の理由についてもトークは弾みます。

「瀬戸内の旅館の娘なので」という理由で、祖母との思い出が詰まった「鯛」を選んだと思い入れたっぷりに西山アナが語ると、「ハンバーグ」を選んだ安宅アナは、「誰しもが通っている料理の代表作」と理路整然と回答。

宮司アナは「自分がロールキャベツを作るとスッキリするという原体験がある」と明かし、「カレーライス」を選んだ佐々木アナは、「義理の母がよく送ってくれ、夫がよく作ってくれるのもカレーだった」と、実生活のエピソードを交えて説明しました。

島田アナがテーマに選んだ「梅干し」については、「料理なのか、食材なのか」で議論が巻き起こりました。「梅を干しているから料理なのでは」と言う島田アナに、「料理ではないんじゃないか」と総ツッコミが入ります。しかし、祖母宅から毎年送られていた梅干しが「思い出の味」だと島田アナが続けると、一同は「素敵!」と声をあげ、佐々木アナは「食卓には欠かせないもんね」と、立派な“料理”だと同意していました。