最近、若い世代を中心に、静かな人気を集めているフィルムカメラ。宮本真綾フジテレビアナウンサーも魅了されている一人です。
入社2年目の宮本アナは、フィルムカメラが趣味で、現在、2台を所有。先日、駐日イタリア大使館で開催された『World Nutella Day 2025』というイベントに取材者/リポーターとして参加しながら、フィルムカメラでの撮影も敢行。
その写真が、フジテレビ国際局と各国大使館がタッグを組み、その国のさまざまなカルチャー(食・文化・音楽など)を紹介する「World Buzz Channel」の公式 Instagram内で掲載されることに。
めざましmediaでは、その写真を掲載するとともに、宮本アナにインタビュー。フィルムカメラを始めたきっかけや、自身が思う魅力、今回撮影した写真について聞きました。
<宮本真綾アナ インタビュー>

――イタリア大使館をフィルムカメラで撮影すると聞いたときの心境は?
うれしかったです。まず、好きなフィルムカメラをお仕事にできるというのもそうですし、イタリア大使館を撮れるというのもうれしかったです。
――所有する2台のうち1台は、祖父から譲り受けたものだそうですね。
カメラが好きだった祖父が亡くなって、家に眠っていたものを「こういうのあるよ」という感じで、祖母がくれたんです。使えるかわからなかったんですけど、ちゃんと起動したのでフィルムを入れて使ってみることにしました。

――いつごろの話ですか?
大学2年生のときだったと思うので、3、4年前ですかね。それまでこういったカメラに触ったことはなくて、もらってから撮り始めるようになりました。
最初は使い方も知らずどうしていいかわからなかったので、フィルムを買いに行った際、店員さんに教えていろいろと教えてもらいました。

――そこからどんなものを撮るようになりましたか?
自然とか風景が好きなので、旅行するときには持っていくことが多いです。そこで、気になった景色を撮ったり、あとは、友だちを撮ったり。
採用試験や面接のときも持ち歩いていました。内定をもらった日に、同期の上垣(皓太朗)アナ、高崎(春)アナと撮ったのも印象に残っています。

最初は、本当に撮れているのかすごく不安で、現像してみたら真っ暗だったり、心霊写真みたいになっちゃたりしたものもあったんですけど、何枚か成功しているものもあって、それがうれしくて。
撮ってから現像するまでに時間が空くので、どういう写真を撮ったのか忘れちゃうんです。現像されたものを見て、「ああ、こういうの撮ったな」と思い出せるのもすごくいいなって。
――それで、もう1台購入したのですか?
もともと性格的にハマったら追求したくなるタイプで、カメラの種類によってどういう違いがあるのか知りたくて、もう1台購入しました。
ただ、技術があるわけではないので「ここが違う」とまでは言えないのですが…。

――使い分けをしているのですか?
キャノンは祖父が使っていたので、ちょっとだけ思い入れが強いですが、特に使い分けはしていないです。ただ、どこかへ行く際は、富士フイルムのほうがちょっとだけ(ボディが)薄いので、そちらを持っていくことが多いですね。
今回のイタリア大使館の撮影にもこちらを持っていきました。
