夏は、南雲家で海と話す。
海は水季と2人で暮らしていた時に「パパいなくて寂しくないの?」と友だちに聞かれたが「夏くんいなくて、寂しかったことはなかった」と言う。だからこそ、水季がいなくても夏がいれば寂しくないと思ったが、寂しかったと続ける海。
すると夏は、津野の図書館にも、南雲家にも今は水季はいないと答え、水季が亡くなったことを実感しだしてのではないかと言う。
海は「なんで大人は死んじゃうことを、亡くなるって言うの?いなくなるから?」と返すが、夏には伝わらない。
アパートに帰ろうと促す夏だが、海は周りのみんなが寂しそうなのは自分のせいなのか、自分は最初からいなければよかったのかと聞く。
「いなければ良かった」なんて絶対に言わないでと告げる夏に「ママも寂しそうだった」と海。さらに「なんでママと一緒にいてくれなかったの?」「いなかったの夏くんじゃん!」と続ける海に、夏は言葉を失って…。