翌朝、夏は海と図書館へ。何かを探すように館内を見渡す海。次に、夏は海が新しく通う小学校に連れて行く。

そこでも、どこか不安そうな海に、自分が一緒だからと言う夏。しかし、海は「ママいないけど?」と、表情が冴えない。夏は水季がいない分、自分が頑張ると言うが…。

南雲家に忘れた、水季からもらった絵本を取りに帰りたいと言う海に、夏はうなずく。

海がいなくなった南雲家では、朱音と翔平の生活リズムに変化が起きていた。

水季を亡くし、海が去った寂しさが朱音を襲う。そんなところに、夏と海が訪ねてきた。キッチンで泣いていた朱音に驚く海。正直に寂しくなったと言う朱音に、海は水季にはもう会えないと告げて寄り添った。