おっさんのパンツの話かと思ったら、関係なかった(笑)
──原作は実写化を希望する声が多かったそうです。そのような作品のオファーを受けた際の心境を聞かせてください。
オファーをいただいて、すぐに原作を読みました。沖田誠が、家族や会社などで少しずつ自分の存在を見つめ直す部分に感銘をうけて、「これは絶対やりたい!」と思いました。
──『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』というユニークでインパクトのあるタイトルですが、初めて聞いたときの印象はいかがでしたか?
最初は、長いタイトルで覚えるのがすごく大変だなと思ったのですが、略して“おっパン”だから、これはいいなって。あとは、おっさんのパンツの話なのかなと思ったら、あまりそこは関係ありませんでしたね(笑)。
でも、なぜそういうタイトルなのか説明があるシーンがあって、そこは特にいいシーンなので、ぜひ見てほしいです。
──周囲の反響はいかがですか?
僕が誠を演じることに、「合っている」という声もいっぱいありましたし、「意外だね」という声もありました。「合っている」と言われたらうれしいし、「意外だ」と言われたら、「そうでしょ?」とも言いたくなります。
原作があるものを演じるのは、なんだか変な気分ですけどうれしいですね。
──沖田誠という人物像をどう捉えて演じていますか?
はじめは「この人、古い感性だな」とか「こんなおじさんいるな」とか「自分よりも全然、遅れているな」と思っていました。でも回を追うごとに、柔軟にアップデートしていって、いつの間にか自分は誠よりも遅れているんじゃないかと思えてきて。
周りの影響でどんどん変化していく誠の姿を見て、自分もちゃんとダメなところを素直に見つめ直して、頑張らないといけないなと思っています。
──誠を演じるうえで意識していることはありますか?
誠は、“趣味が家族”というくらい家族のことが大好きで、大事にしているんですけど、その気持ちが家族には伝わらないんです。
何よりも家族に重きを置いて、そのために頑張っている人なので、“家族を大事にする”ということを意識して演じています。
──誠のようにカタブツな人が周りにいたら、原田さんはどうしますか?
「この人は、何を言ってもダメだな」と思ったら、何も言わないし、近づかない。僕は、苦手な人には近寄らないタイプです(笑)。