映画『教場 Requiem』の初日舞台挨拶が2月20日に行われ、主演の木村拓哉さん、綱啓永さん、齊藤京子さん、倉悠貴さん、井桁弘恵さん、猪狩蒼弥さん、中江功監督が登壇しました。

本作は、1月1日にNetflixで配信開始された前編『教場 Reunion』に続く後編。“未来の警察官を育成する警察学校=教場”で繰り広げられる、冷酷無比な鬼教官・風間公親(木村)と、さまざまな思いを抱いて入学してきた生徒たちの手に汗握る対峙が描かれています。

木村拓哉「いいよ、いい!すごく良かったです!」観客の号令を絶賛

イベントでは、劇中で実際に行われる「号令」を実演することに。綱さんら5人が並ぶと、木村さんは「横一列になるとき、右隣の人を顎(あご)だけで確認してからピッと前を向く」と、整列の仕方を解説しました。

今回の号令役は、猪狩さんが担います。どのセリフ(号令)を言うか、どの段取りで行うか、木村さんはその場でテキパキと打ち合わせを進めると、ステージの床をコンコンとノックして風間が教室に入る時の合図を再現。

猪狩さんがマイクを通さず、会場に響き渡る大きな声で「気をつけ!」「敬礼!」「よろしくお願いします!」と号令をかけると、それに合わせて綱さんたちがキリッとした表情で姿勢をそろえ、「よろしくお願いします!」と応えます。木村さんの「休め」の声を受けて、猪狩さんが「休め!」と言ったところで、“号令実演”が終了。

その瞬間、猪狩さんは頬をゆるめ、「緊張する!」と声を上げました。

そして今度は、観客も号令を体験することに。総立ちとなった約450人の観客に向けて、木村さんは「“気をつけ”は、指をきっちり脚につけた状態で」「綺麗なネイルをしている方は、指を開きたくなるのは分かるんですけど、風間教場では許されないので、脚に沿わせるように。そして胸骨をグッと。肩甲骨を寄せる感じですね」と、ポイントを伝授しました。

さらに木村さんは「ここ、難しいんですよ。彼ら(綱さんら)が敬礼をしたら、教官が答礼をする。みなさんは頭を絶対に上げちゃいけません。教官が頭を上げたのを空気で感じ取ったら、上げてください」と、難易度の高い指令を出します。

猪狩さんも「僕が『よろしくお願いします!』って言ったあとに、みなさんも『よろしくお願いします!』って言ってください。これもピタッとそろっていないとダメ」とレクチャー。

そして撮影現場さながらに、中江監督が「本番。よーいスタート」と言うと、先ほどと同じ流れで“号令体験”がスタート。猪狩さんの号令に続き、観客も「よろしくお願いします!」と声を張りますが…木村“教官”から「やり直せ」の指示が。観客は一体となって、もう一度「よろしくお願いします!」と割れんばかりの声を出します。

2回目は見事にそろい、猪狩さんは「みんなすごいです、出来てました!」と大興奮!木村さんも「背中でみんなの本気を感じました。いいよ、いい!すごく良かったです!」と絶賛しました。

ちなみに実際の撮影現場では、木村さんいわく「今の800%くらいの本気度で、警察指導の方から出来るまで(指導してもらった)。連帯責任になるので、本当に帰れなかった」のだとか。倉さんも「居残り練習2時間とかありました」と明かし、過酷な撮影を振り返りました。