映画『教場 Requiem』の初日舞台挨拶が2月20日に行われ、主演の木村拓哉さん、綱啓永さん、齊藤京子さん、倉悠貴さん、井桁弘恵さん、猪狩蒼弥さん、中江功監督が登壇しました。

本作は、1月1日にNetflixで配信開始された前編『教場 Reunion』に続く後編。“未来の警察官を育成する警察学校=教場”で繰り広げられる、冷酷無比な鬼教官・風間公親(木村)と、さまざまな思いを抱いて入学してきた生徒たちの手に汗握る対峙が描かれています。

木村拓哉「風間流に不意打ちをしてみたくて。リアルに体感したかった」

まずは、今作で風間公親と対峙する第205期生を演じる綱さん、齊藤さん、倉さん、井桁さん、猪狩さんが登場。そして客席後方から木村さんが姿を現すと、大きな歓声が沸き起こりました。木村さんは会場後方にあるバルコニー席で、観客と一緒に本作を鑑賞していたのです。

木村さんは「風間流に不意打ちをしてみたくて。みんながどうやって映画を見てくださっているか、実際にリアルで体感したくて、ここで観ていました。でも、何人かは本当のラストを知らないと思います。エンドロールが流れた瞬間に結構な割合でお手洗いに…」と明かし、ステージ上の綱さんらは「ウソ!?」と驚きの表情に。

バルコニー席から映画『教場』鑑賞の感想を語る木村拓哉

木村さんは「本当の最後を知らずに帰るんだなって」と言いつつ、「でもそれが映画のリアルな、劇場のみなさんとのコミュニケーションなんだなと思って見ていました」と、率直な感想を述べました。

続けて「でも卒業式のシーンで何人ものお客さまが、目から流れるものをぬぐっていて、みなさん真摯に向き合ってくださっているというのが、ありがたかったです」と感謝。

そして「上映後の舞台挨拶のアナウンスが(スクリーンに)映った瞬間…」と言いながら、観客がその場でメイク直しをする仕草を真似て、笑いを誘いました。

猪狩さんはこの日、お昼の情報番組『ぽかぽか』(フジテレビ)に生出演して映画をPRしましたが「当初出る予定じゃなかった木村さんが出演して、ビックリして腰抜かしちゃって!まだ腰が痛い」と明かして笑わせました。

公開初日を迎えた今の心境について、木村さんは「とあるシーンが流れたとき、みなさんが直接この距離でスクリーンと向き合ってくれているからこそのリアクションをしてくださった。(鑑賞中)半分以上は、スクリーンではなく、みなさんのことを見させていただきました。感謝しかないです」とコメント。しかし、こっそりバルコニー席にいたことは「非常に恥ずかしかった」とこぼしました。

そんな木村さんについて、中江監督は「圧倒的な力で『教場』を引っ張ってきてくれた木村拓哉という男のおかげだと思っているので、感謝しています」と思いを伝えました。