<黒木華&野呂佳代 コメント>

――オファーをうけたときは、どう思いましたか?

黒木:佐野プロデューサーから熱いお手紙をいただき、松本監督ともまたご一緒できるということで、とてもうれしかったです。正直、「私にできるのか」という不安もありましたが、台本を読んで「これは、絶対おもしろい」と期待感が高まりました。

野呂:もともと佐野プロデューサーの作品が好きでXをフォローしていたので、お話をいただいたときは「ウソだろ、私に!?」という気持ちでした。とてもうれしかったのと同時に、ここまでの大役は演じたことがなかったので、期待に応えられるのか不安もありましたが、「いつも以上に気合いを入れなければいけないときがきたぞ、野呂!」と、気を引き締めました。

――台本を読んだ印象は?

黒木:政治の話と聞くと、難しく聞こえるかもしれませんが、セリフに本当に元気をもらえます。特に私は「きれいごとじゃないよ。“きれいなこと”だよ」というセリフが好きで。政治がテーマではありますが、人間が抱える生きづらさにも触れる、この物語の熱さに惹(ひ)かれました。あかりの言葉に感動して、思わず泣いてしまうときもあります。視聴者のみなさんにとっても、困難にぶつかったときに励まされる“小さなきっかけ”になればうれしいです。

野呂:一人ひとりのキャラクターを自分に置き換えられるくらい物語の中に入り込める台本で、本当におもしろいです。登場人物がみんなすごく一生懸命で、何回読んでも泣けます。茉莉には茉莉の、あかりにはあかりの一生懸命があって、人それぞれ違うとは思いますが、どこか共通する部分があることに胸が熱くなります。

――それぞれの役どころについて教えてください。

黒木:茉莉は幹事長の娘なので、ときには自分にとって“正しくない”選択もとってきましたが、そんななかでも「正直でありたい」「まっすぐに生きたい」と思っている女性です。“世界ぜんたいの幸福”を追求するがあまり、ときどき人を置いて突っ走ってしまうこともありますが、そんなところもかわいらしいなと思います。

野呂:あかりは、辛い過去を抱えながらも、今はスナックのママとして元気に働いています。自分で演じるので少し恥ずかしいですが、とにかく明るくて一生懸命で、魅力的な女性だと思います。

――お互いの印象は?

黒木:バラエティ番組やドラマで拝見して、“周りを明るくさせる人”という印象がありましたが、想像通りの方でした。作品にも真剣に向き合われていて、素直なお芝居をされるからこそ感情のやりとりができて、とても楽しいです。

野呂:「お笑い好き」、そして「バナナマンさんと仲良し」という共通点があって安心しました。すごくステキな俳優さんなので、最初はガツガツ話しかけていいのか心配でしたが、最近はドンデコルテの渡辺銀次さんの話ですごく盛り上がっています(笑)。撮影中も、意外と誰も気づかないところでボケていて、超かわいいです(笑)。頼れる座長のことを、これからもっと知ることができると思うとワクワクします!

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

黒木:茉莉とあかりの女性2人がタッグを組んで、政治の世界に切り込んでいく、自分たちが幸せになれる世界を切りひらいていく、そんな熱いドラマになっています。一生懸命に、まっすぐに生きることが少し恥ずかしいとされる風潮がある今の時代にこそ届けたい作品です。ぜひ、私たちバディが力強く突き進んでいく姿を楽しんで見届けてもらえたらと思います。

野呂:茉莉もあかりも大変なことがありながらも、幸福に向けて一生懸命頑張っていく姿がとても素晴らしいです。視聴者のみなさんの活力になるようなドラマにしたいと思っているので、ぜひ楽しみにしていてください!