このたび、木村さんのインタビューが到着しました。

――今回の新CMの企画コンテを見たときにどんなことを感じましたか?

今回は前回のCMの「おさまるな」というメッセージのあとのセカンドステージで、枠から一歩踏み出した自分が、目の前に立ちはだかるもう一人の自分自身とどう向き合うのか。

衝突するかもしれない中で、自分を超えたとき、そこに何が見えるのかという、本当にメッセージ性の強い企画。僕らが表現させていただくものはあくまでも数式で、その答えは「CMをご覧になった皆さんが出してくださいね」という内容だなという印象をもちました。

木村拓哉 “もう一人の自分”が「少し黙っててくれ」と…

――撮影の感想を聞かせてください。

アクションを構築して、サポートしてくださったスタッフの皆さんにとにかく感謝です。それがなかったとしたら、多少経験があるとはいえ、この環境で撮影するのは難しかったんじゃないかなと思います。

あと、久々のフィルム撮影だったので、CMの内容と比例するかのごとく、ものすごい緊張感でした。デジタル撮影が主になっている中で、久々に味わう感じというか。CM自体もビックリする表現になっているので、でき上がりが非常に楽しみです。

――「今日は怠けたいな」「明日、やればいいか」と思うことはありますか?

あります、あります。でも、「明日でいいか」と思うとき、その斜め後ろくらいのところにもう一人の自分がいて、「少し黙っててくれ」と言いたくなるような感じもあるというか。そういう駆け引きはあると思います。

ただ、自分の場合は一人で成立するものが一つもなく、要は相手ありきで皆さんと一緒にやらせていただいているので、結果的に自分だけの都合、スケジュールで「明日はいいか」はないかもしれません。

――自分に対して常にストイックで、日々、自分と戦い続けている印象が強い木村さんですが、心をリラックスさせているのはどんなことをしているときですか?

撮影の本番とか、自分がすべき表現があるときは集中していますが、それ以外の時間は相当リラックスしていると思います。

例えば、今回の現場でいったら「あのクレーンの上に10㎏の照明をのせるとあんなにカッコいいんだ」とか、「このハイパークレーン、久々に見たな」とか、「なるほど、この照明ってこう見えるんだ」というふうに。

あとは単純に、プライベートで犬とワチャワチャしているとき、風呂に入っている間とかは本当にリラックスしていると思います。

――新CMを楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。

今回のCMを見て、皆さんに「もう少し頑張ってみようかな」と思っていただけたら嬉しいです。誰だって自分との闘いはあります。でも、その闘いの先にしか見えない景色が必ずあるとも思っています。ぜひ、このCMをきっかけに“自分の箱の外”にも、そして、“自分の中”にも少し目を向けてみてほしいと思います。