1月18日(日)の『ボクらの時代』は、郷ひろみさん、上沼恵美子さん、大地真央さんが登場する後編。

3人はまもなく古希(70歳)を迎える同級生で、郷さんが「なかなかお会いできない方とお会いしたかった」と今回の鼎談が実現しました。

郷ひろみ&大地真央はステージの数を数えない

<郷ひろみさん×上沼恵美子さん×大地真央さん 前編の記事>

前編に続き、上沼節が冴えわたり――

上沼:郷さんも大地さんも、歌、上手ですよね、いつまでも。

大地:いや、上沼さんも…。

上沼:私、上手(うま)いです。

上沼恵美子

郷&大地:あはははは。

上沼:なぜ上手いか?本職じゃないからよ。本職じゃないから、ちょっと歌ったら「上手いやん」ってなるんです。(郷さんと大地さんは)違うんです。年を重ねると、声量も年いってくるじゃないですか。声も枯れていくと思うんですよ。老いていくと。

郷:でも、年齢を重ねてくれば、やっぱり高い声が出にくくなるというのは、ごく当たり前のことじゃないですかね。

郷ひろみ

上沼:そうです、そうです。それが味わいとかいうんだけど。ファンは、「味わい」って思ってくれない。

大地:そうね。

上沼:昔のヒット曲をちゃんと、そのときのキーで歌えないと。

大地:そのままのキーでね。うん。

大地真央

上沼:許してくれないっていうのがあります。大丈夫ですか、キーは?(郷さんに)『言えないよ』は、OKですか?

郷:はい、大丈夫です。

上沼:『言えないよ』はバラードで、すごく難しい歌。

郷:アレンジによって、もちろんキーを下げたりとか。ここまで張らなくてもいいかなっていうのは、(楽曲を)判断しますけれども、基本的にはオリジナルキーで大丈夫です。

これに、上沼さんは感心。そして、歌手について思うことを明かします。

上沼:ヒット曲をちょっとずらして歌う方、いるじゃないですか。

大地:ああ、はい、はい。

上沼:ちょっとメロディを自分流に変えたり。あれ、いっちゃん(一番)、嫌いです。

大地:いっちゃん。あはははは!

郷:(笑)。

上沼:「そこのフレーズをどないしてんねん。そこやんか、(曲の)命は」って。それが、郷さんはないんですよ。ちゃんと歌われるでしょう?『(NHK)紅白歌合戦』にしても、一生懸命されるじゃないですか。何回出場されてるんですか!?

郷:何回でしょうね?もう…。

上沼:それも数えないって!もう、数えて、そういうキーホルダー作って回したらええくらいですよ。

郷:あはははは。キーホルダー(笑)。

大地:あはははは。

上沼:キーホルダー作って、親戚とかファンにバラまいてもいいのに。「何回ですかね?」って、この余裕。うわー。『紅白』なんていうたら、みんな夢ですやんね。

大地:うん、そうですよね。

上沼:それを何度もお出になっていて。手を抜かないっていうのがね、画面からブワーっと出てるんです。

郷:僕は、例えば1年間のうちに、コンサートを40本なら40本、60本なら60本。数えないんですよ。

上沼:あ、数えない。

郷:「あと何回残ってるな」みたいなのは、やらないんです。

上沼:ああ、そうか。

郷:最後の最後まで、数えないんです。

上沼:ええーっ!?

郷:「今日、僕はこのステージに全神経を集中する」っていうふうに、ずっと思ってるんですよね。

すると、大地さんも「私も、2回公演のときに、2回目って思わないんですよ」と明かします。

大地:1回(公演)が、2つあるみたいな。

上沼:はい、はい。

大地:そういう感覚で。「また、新たな1回が始まる」みたいな。

郷:鮮度が落ちないんですよね。そっちの方がね。

2人のストイックな姿勢に、上沼さんは「『長いことやってきたな』って思わないんですね。『スターは孤独だな』みたいなの、ないんですね」と感心します。

ほかにも、上沼さんが「夜中の3時に…」思うこと、郷さんが最近涙したエピソード、プライベートの過ごし方など、さまざまな話題を展開します。

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