“一人好き”だったという奈緒さんが、最近気づいた新たな楽しみを明かしました。
確かな表現力で多彩な役柄を演じ分け、昨年は「東京ドラマアウォード2025」を受賞するなど、数々の作品で活躍する奈緒さん。2月26日開幕の井上芳雄さん主演舞台『大地の子』に出演します。
原作は山崎豊子さんによる同名小説で、1995年にドラマ化もされた名作。中国で戦争孤児となった少年・松本勝男/陸一心(井上)の波乱万丈の半生を描いた物語です。
一心の生き別れの妹・あつ子(玉花)を演じる奈緒さんに、作品にちなみ自身のルーツや日々の息抜き、最近好きなこと、2026年の抱負について聞きました(前後編の後編)
奈緒 自身の中に出身地“福岡らしさ”は「すごくある」
――本作は、人間のアイデンティティやルーツについても描かれています。福岡県出身の奈緒さんは自身に“福岡らしさ”を感じる瞬間はありますか?
すごくあります。私はたぶん、どちらかというと人との距離感が近いほうだと思うのですが、これは福岡で育ったことが大きいのかなと。
もちろん福岡と言っても場所も人もいろいろですが、私の育った町は“人情の町”で、学校の先生や近所のお店の方、みんながあたたかく接してくれたので、小さい頃から「町に育ててもらっている」という感覚がありました。その影響もあり、人見知りもちょっぴりで済んでいます。
福岡の方たちは地元愛と、同郷の人に対しての親近感が強いと思います。福岡にいるときはそれが当たり前で、どの地域もそうだと思っていましたが、上京し、改めて福岡県民の地元愛の強さを実感しました。
――芸能界で、福岡出身がきっかけで仲良くなった方はいますか?
家入レオちゃんです。プライベートで、東京でたまたまお会いする機会があって。福岡出身で同い年だっていうことですぐに仲良くなって、一緒に食事に行ったりしています。
福岡に限らず、九州出身の方に仲良くしていただくことは多いです。今回『大地の子』で共演する上白石萌歌さんのお姉さん・(上白石)萌音さんとも、ドラマで1〜2日ご一緒したことがあって。「一緒にご飯へ行きたいなぁ」と思っていたら、萌音さんが声をかけてくださって、2人で九州料理を食べながら同郷ならではのいろいろなお話をしました。
――忙しい日々だと思いますが、息抜きはできていますか?
実は今、あまり忙しくしないように心がけているんです。好きな動物を見に行ったり、本を読んだり、そうした時間をちゃんと取れているので毎日朗らかです。急に、とんでもないスケジュールがモンスターのように飛び込んでくる時もありますが、それがずっと続くことはないので、終わったらやりたいことをやって、「次はいつまでゆっくりできるかな?」と思いながら過ごしています。
