10月6日(日)の『ボクらの時代』は、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)さん、奈緒さん、辻村深月さんが登場します。

藤ヶ谷さんと奈緒さんは、現在公開中の映画『善良と傲慢』で主演を務めています。本作は、マッチングアプリで出会った男女のリアルな恋愛観と価値観を描いた恋愛ミステリー。

原作は、直木賞作家の辻村さんのベストセラー小説。藤ヶ谷さんと奈緒さんは、以前から辻村作品の大ファンだったそうです。

左から)辻村深月、藤ヶ谷太輔、奈緒

<藤ヶ谷太輔&奈緒 大ファンを公言する辻村深月と念願叶って『ボクらの時代』に初出演>

3人で『善良と傲慢』について話すなか、藤ヶ谷さんは、俳優としては“ダメ男役”が多いと語ります。

藤ヶ谷:僕、本当に愛を知らないとか、そういう役が多いんですよ。胸キュンの、直球の役とかって、全然こないですね。

辻村:ああ。

奈緒:ああ…そうか。

藤ヶ谷:なんかね、アイドル向いてないっぽいですよね。

辻村:ええ、どうして?

藤ヶ谷:メンバーに出会えたこととか、ファンのみなさん、作品に対する感謝はすごくある。「良かったな」って本当に思うんですけど、人生の中で「俺って、アイドルに向いてるな」って思ったことないんですよ。

藤ヶ谷さんは、自身が出演した『そして僕は途方に暮れる』(※)を例に挙げ、20代のころ、30代を迎えるにあたり考えていたことを告白します。

(※)『そして僕は途方に暮れる』…2018年に、三浦大輔さんの作・演出で舞台化。2023年に、舞台に続き三浦さんと藤ヶ谷さんのタッグで映画化。藤ヶ谷さんは、自堕落なフリーターを演じた。

藤ヶ谷:どういう30代を迎えたいかを考えたときに、三浦さんの世界観というか、ああいう方向に行きたいなって。

左から)辻村深月、藤ヶ谷太輔、奈緒

辻村:うん。

藤ヶ谷:もし、あそこで、ハンドルを「いや、俺胸キュンでいくんだ」でいってたら、今どうなっているかわからないなと。

この発言を受け、辻村さんは、藤ヶ谷さんも奈緒さんに「言葉がきれい」という共通点があると語ります。すると――。

藤ヶ谷:20代前半とか、ギャル男とかが流行っていたんですよ。

奈緒:ああ。

藤ヶ谷:だから、茶髪でロン毛で。例えば、今そういう(過去の)写真とかがテレビで出たりすると、恥ずかしいし「見てらんない」というのはあるんですけど、「マジ、やべぇじゃん」とか言ってる、しゃべりの映像見るのが、一番しんどくて。

辻村:ふふふ。

奈緒:私も、学生時代はギャルに憧れて。ギャル雑誌を見て、ギャルになりたくてしようがなかったんです。今も、バラエティとかでギャルの方とお会いすると、めちゃくちゃテンション上がるんですよ。

辻村:うん。

奈緒:だから、今「言葉がきれい」だって、辻村さんに言ってもらえてすごくうれしいけど…小さい声で、「ヤバい」とか「死ぬ」と言いながら(バラエティなどで)VTRを見ている自分もいたりして。私は、この「ヤバい」とか「死ぬ」を、ニュアンスを変えるんじゃなくて、違う言葉に置き換えて区別する方が向いていたんだなって。

奈緒さんの発言に、大きくうなずく2人。すると、ここで辻村さんが――。

辻村:私、茶髪時代の藤ヶ谷さんに会ったら、臆しちゃってしゃべれないかもしれない(笑)。

藤ヶ谷:昔、出会った方とかによく言われます(笑)。デビューして、僕ら、SMAP兄さんの下でやらせてもらっていたので、あるとき「キスマイはタレントとしてのスター性、オーラがない」という話になって。

奈緒:うん。

藤ヶ谷:SMAP兄さんの楽屋に挨拶に行ったりすると、やっぱり一人ひとりのオーラもすごいし、そろったときはハンパないんですよ。で、メンバーで話し合ったわけではないんですけど、それぞれ少ない知識の中で考えて、そのとき「俺は、サングラスだな」みたいな。

辻村:はい(笑)。

藤ヶ谷:ほかのメンバーは、帽子で顔隠すんだなとか。打ち合わせしてないですけど。俺らまだ、デビューして1年くらいなのに、テレビ局にサングラスかけて「おはようございます」みたいな。

藤ヶ谷さんが、この後の顛末(てんまつ)を語ると、辻村さんと奈緒さんは大笑い。藤ヶ谷さんやキスマイメンバーに起こった出来事とは!?

ほかにも、藤ヶ谷さんや奈緒さんの結婚願望について、辻村さんの結婚後の変化、表舞台と私生活のギャップなどの話題について語り合います。

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