このたび、松下さんのインタビューが到着しました。

――撮影を終えた感想を聞かせてください。

やっぱりなんといっても今回は猫ちゃんと一緒に撮影できたのがすごく楽しかったです。僕は動物が好きなのですが、なかなか一緒にお芝居する機会というのは多くないので、すごく貴重な時間を過ごさせていただきました。

松下洸平 過ごしてみたいのは「日本以外のところで年越しとお正月」

――今回は猫と共演しましたが、実際に飼ってみたい動物はいますか?

よく「犬派?猫派?」みたいな質問がありますけど、僕はどっちも好きです。子どものころから家で犬や猫みたいな小さな生きものに囲まれてきたので、大きな動物に憧れます。

例えば、すごく大きい犬とか一緒に寝てみたいですね。ふかふか、もこもこの、馬くらい大きな動物と一緒に寄り添って寝てみたいです。暖かそうなので。ですから、今は馬派ですかね(笑)。

――「ホントのやさしさってにゃんだと思う?」というセリフがありましたが、松下さんはどう思いますか?

自分のやさしさに見返りを求めないことかなと思います。「あのときやさしくしてあげたんだから」ってならないことが、本当にやさしいということなのかなと。僕自身も誰かにやさしくしたり、やさしくされたりした経験はありますが、それを盾にするなど武器にしないようにしています。

実際、僕自身も誰かに助けてもらったり、救ってもらったりしたときに、その方は優しさだけをくれて、それ以上のことは僕やまわりの人に求めなかった。

そこが本当にやさしいなと思ったので、僕も誰かにやさしくするときに、それが無償のものであるということが大事だなと思いながら接するようにしています。

――今回は“寄り添う”というテーマがありましたが、まわりの人が困っているとき、松下さんはどんなふうに寄り添うようにしていますか?気をつけていることがあれば教えてください。

押し付けないことかなと思います。自分のやさしさが相手にとってのやさしさになるかどうかはわからないので、どうしてほしいかを聞くことが大事だなと思います。ただ、そばにいてほしい場合もあるし、一緒に泣いたり、笑ったりして欲しい場合もあるし、人それぞれですし。

その状況や困っている人自身のメンタルによると思うので、なるべくそこを聞かずとも察知できる力があればなといつも思います。簡単ではないですし、もちろん、間違えてしまうこともあるとは思うのですが、一番大切なのはその人が今、どうしてほしいかだと思います。

――仕事柄、なかなか休みがとりづらいかもしれませんが、この年末年始にやってみたいことはありますか?

まだ一度も経験がないことでいうと、日本以外のところで年越し、お正月を過ごしてみたいです。ちょっとベタですけど、よくテレビで見るニューヨークのカウントダウンとか、一度見てみたいなと思います。

――来年に向けて、新しい目標はありますか?

いつも目の前のことに必死すぎて、なかなかもともとの目標を決められないタイプなのですが、できるだけ自分の好きなことに時間を費やせる1年になるといいなと思います。

あまり趣味がなくて、休みの日はいつも家にいたりとか、近所で買い物をしたり、食事をしたりということばかりなので、新しい趣味を見つけたいです。