「AKB48劇場20周年特別記念公演」の公演前に行われた囲み取材で秋元 康総合プロデューサーが、20周年記念コンサート最終日に出演した前田敦子さんと大島優子さんについて、「最後まで迷っていた」と明かしました。
秋元康が最後まで迷っていた前田敦子と大島優子におくった言葉
さらに、話題は前田敦子さんと大島優子さんの出演へ。
秋元プロデューサーは「最後まで迷っていたのが前田敦子・大島優子の2人だったけど“現役メンバーの背中を押してほしい”という言葉をおくった。現役メンバーがOGと⼀緒にステージに立ったら、何が足りないのかわかるんじゃないかなと思った。レジェンドの凄さに圧倒されてるから、最初は自分達と⼀緒だったということをわかってほしい」と明かしました。
続けて「現役メンバーは、本当にここからだと思うし、プロデュースするときによく話すのが“0→1はできない”ということ。0.1をどうするか。指原がブログを始めた時も(ブログの内容を見て)この人おかしいんじゃないかと思って、『ヘビーローテーション』のMVで2.5秒しか映ってないと言ってきた時もそうだけど、それから指原のイメージができて『それでも好きだよ』『アボガドじゃね〜し…』とかの曲が生まれた。 『Bird』はたかみなの“ぶれない感じ”を表現したくて書いた曲。だから、現役からヒントがほしい。これを拡大して面白くするにはどうしたらいいんだろうと」と現役メンバーへの道標を示しました。
それを受けた現役メンバーの小栗有以さんは「私たちもコンサートを通して、“あの頃のAKB48”を肌で感じることができました。 よく今のAKB48との違いを聞かれるんですけど、 課題を明確に感じることができました。 (大島)優子さんから“今のAKB48は今のAKB48。型にハマらず自由にやっていい”と言われて…」と語るも、ステージで受け取ったOGの想いを思い出したのか思わず涙。
指原さんも思わずもらい泣きする中、秋元プロデューサーは「今は優等生でいい子が多い。初期は悪い子ばかりだった。それをたかみながまとめてたんだけど、昔スタッフにもぶつかっていた。もっとバラバラでいい。ぶつかり合うのがエネルギーだった」と話し、高橋さんも「自分らしさを壊さないことがAKBだし、本音がAKB。今みたいにステージ上でも泣いていいんだって」と声をかけました。
そして、秋元プロデューサーは「東京ドームで倉野尾が“今日はお見せできるクオリティじゃないからコンサートやめます”と⾔い出すくらいのリアリティがあっていい。 伝説を作ってほしい」 と期待を込めました。
秋元康総合プロデューサーから指原莉乃へAKB48楽曲の作詞をオファー
最後に、今年のレコード⼤賞で「作詞賞」に輝いた指原さんに話題が及ぶと、なんと秋元プロデューサーが指原さんに今後のAKB48楽曲の作詞をオファー!
指原さんが「え!?ほんとですか?(記者のみなさん)見出しにしてください!」と喜びを爆発させると「良ければ表題曲にする可能性もある。今のAKB48は売れないといけないから」と明言しました。
さらに「AKB48はいろんな夢をもったメンバーが集まる場所。いつかは作詞するメンバーとかMV監督とかが出てきてほしいなと思っていた。指原は贔屓目じゃなく作詞力は相当。ここがキャッチーだなとか、ファンの人がこう言うふうに思ってくれるな、⼀緒に歌ってくれるなとか全部考えられたプロデュースなんだ」と絶賛すると、指原さんは喜びを噛み締めていました。
