ニッポン放送「オールナイトニッポン55周年記念 ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭」が、10月30日に昨年に引き続き、横浜アリーナで行われました。

ナインティナイン(岡村隆史さん、矢部浩之さん)のふたりならではの歌やトークを披露し、番組ゆかりのゲストが登場するこのイベント。

オープニングでは、ナイナイの軌跡をつづったオープニング映像が流れ終わると、COMPLEXの「BE MY BABY(NinetyNine ver.)」が会場に響き渡り観客からは大歓声が。

デビュー当時の衣装姿の岡村さんと矢部さんが登場すると、本イベントのタイトルコールを言うと同時に、反町隆史さんの「POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~」を熱唱。

曲の間奏部分では、ナイナイのふたりがステージ中央の花道へ手を振りながら歩き、観客を盛り上げました。

ナインティナイン、デビュー当時の衣装にしみじみ「お金もなかったですからね」

歌唱後、矢部さんは「ペンライトがキレイね!」と、観客の持っているサイリウムを見て笑顔。岡村さんも「これがないと、盛り上がっている感じがしないので、ありがたいです」と同調。

岡村さんが、「どうですか、始まりましたよ」と振ると、矢部さんは「興奮しております!」とニッコリ。岡村さんは、「去年に引き続きやらせていただき、リスナーと会えて幸せです!」と感謝しました。

岡村さんは、衣装について、「昔の衣装を(再現して)作っていただきました」と明かし、矢部さんも「30年以上前のね。(現在の)雰囲気とか変わってしまいましたが」としみじみ。

デビュー当時、お金がなったふたりは、雨上がり決死隊の蛍原徹さんらに衣装を借りて漫才をしていたそう。

矢部さんは「買うお金もなかったですからね」と語り、岡村さんは「その借りていた衣装(を再現して)で、今回(歌謡祭を)やらさせていただいています」と説明しました。

矢部さんは、「歌謡祭と謳っている以上、歌あり、お楽しみ企画ありです。本物のアーティストの方も登場しますので、ノリノリでね!」と呼びかけ、岡村さんから、「一組目のアーティストは、この方々です!」と呼びこまれ、TRFが登場。

「BOY MEETS GIRL」を含む4曲を披露しました。

最後の「CRAZY GONNA CRAZY」では、岡村さんが加わり、SAMさんとダンスバトルを繰り広げる場面も。

パフォーマンス後、矢部さんは、「これはすごいパフォーマンス。本物ってすごいでしょ!(観客の)盛り上がり方が、ナイナイの『POISON』と全然違う!」と称賛しました。

矢部さんは、4曲を続けて踊り続けて、疲れた様子のSAMさんを見て、「フルマラソン後じゃないんですから!」と心配。

SAMさんは、「(岡村さんと)バトルさせていただきました。TRFをやる前に東京でダンスグループをやっていて、岡村くんは大阪でブレイクダンスのグループに入っていて、ライバルだったので…」と息切れしながら語ると、矢部さんが「一回休みましょうか」と提案。SAMさんは「その言葉を待ってた!」とニッコリ。

また、矢部さんは、岡村さんのダンスについて、「カッコよかったけど、ステージにあるビジョンに、(岡村さんの髪の)てっぺんの薄毛がさく裂していました」とツッコみ、会場を笑わせました。