端崎が倒れた鹿乃子を介抱して連れてきたのは、倉田達造(大倉孝二)とヨシ江(磯山さやか)が営むお食事処『くら田』。

そこでご飯を食べさせてもらった鹿乃子は、倉田家の息子・タロ(渋谷そらじ)が買い物の釣り銭を誤魔化そうとした嘘に過剰に反応してしまう。

タロを叱ろうとする達造夫婦に話を聞いてやってほしいと頼む左右馬。また、左右馬はその時、ヨシ江から店の布巾を変えたことを確認していた。

タロ(渋谷そらじ)がいなくなった!?自分のせいだと焦る鹿乃子(松本穂香)

“自分のせいで、またみんなの笑顔が消えた”。そう思い、店を出てようとする鹿乃子だが、引き止められて、とりあえず左右馬の事務所の女中部屋に泊めてもらうことに。

すると、鹿乃子はタロの嘘がどうして分かったのかと聞かれる。ただの勘だと答える鹿乃子だが、どうやら左右馬も気づいていたらしい。

翌朝、鹿乃子は町の騒がしさで目覚める。夜中にいなくなったタロを町民たちが探しているのだ。

もしや自分のせい?と思った鹿乃子もタロを探し始める。鹿乃子が町で探していると、左右馬がのんびりと、屋台でつくも焼きを焼いていた。左右馬はタロの居場所に心当たりがあるというが…。