<要潤 コメント>

――要さんが思う『終幕のロンド』 の魅力を教えてください。

このドラマはさまざまなテーマが入り組んでいます。高齢化社会、企業内ハラスメント、そして大人のラブストーリーなど、あらゆる角度の見方があることで、ストーリーの着地点を回を追うごとに想像させられる、次の話が気になる、ということが魅力だと思います。

個人的には悪い利人が会社でのハラスメントを受けるたび、ざまぁみろと思っています。

――これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?

ひどい男を演じるのは、とても勇気が必要です。ストーリーを際立たせる悪役、敵役の存在感が薄いとドラマに厚みが出ませんから、心して演じるようにしています。

視聴者のみなさんの声が多いほど成功なのかな、と感じています。

――撮影現場でのエピソードを教えてください。

御厨家は役のうえではバラバラですが、役を離れるとみんな仲良しで、いつも同じ控室で集まってご飯を食べたりしています。

村上(弘明)さんと小柳(ルミ子)さんが率先して会話を展開してくださり、とても話題が豊富なので笑いが絶えません。小柳さんとLINEを交換しました。

――撮影を乗りきるための要さん自身のリラックス方法を教えてください。

料理が好きなので、夜帰宅したら黙々と何かを作ります。大変な撮影を終えた日にそれが冷蔵庫にあると思うと、どんなことでも乗りきれます。

――第6話の見どころ、視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

利人は、樹と真琴の関係をいよいよ本格的に疑う展開になり、夫婦関係にさらなる亀裂が入ります。ひとつのボタンのかけ違いが、さらなる展開を呼び寄せることに。

物語は中盤に差しかかりました。これからますます見ごたえある展開になりますので、引き続きお楽しみください。