なぜか芳根京子が追い詰められはじめて…

Bブロックでは――。

Bブロック1人目…みなみかわさん

川原さんが「マッチョの人って、あんな重たい100kgのバーベルを挙げてたのに、夜になったら、あんな薄いまぶたが開かなくなるんだよ」とボケるも、みなみかわさんは「うん、確かにそういうとこあるよね」と肯定して素通り。

その後も、ボケと思われるシーンを次々とスルーし、自分がツッコめるボケが出るまで待つというまさかの作戦に。

その後、会社の面接の設定になると…。

川原:この会社に…ほうれい線ドンドコドンドコ!ドンドコどんぶり、なんちゃって!

みなみかわ:自己紹介?自分がほうれい線が深いってこと?ほうれい線が深いから、どんどかどんどかっていう自己紹介やったら、それは正しいね。それは正しいけれども…すごい。ね。な。おい!

と、スルーからの長尺ツッコミという新しい形を披露し、スタジオを盛り上げました。(記録:32秒56)

このあたりから、芳根さんは感想を求められることにプレッシャーを感じ始めたのか、「どちらを見守っているのかもわからない」「視聴率が上がっていく感じがありましたね」と、ふわっとしたコメントを連発。

キャスターアリタは困惑し、小宮さんも「芳根さんの『コメント‐1グランプリ』みたいになっちゃった。追い詰められてる」と笑ってしまいました。

Bブロック2人目…松陰寺太勇(ぺこぱ)

川原さんが、二人羽織のような形で、松陰寺さんの前に立ち、ジャケットの袖に自分の手を突っ込むボケを披露。

松陰寺:いーや、もともと僕たちは一人だった。そうだろ?我々は地球にたった一つの細胞だったんだ!…人類は、地球をやがて汚し…。

と、ツッコむうちに、川原さんの両手が松陰寺さんの両袖に通り、完全合体。そのまま川原さんが測定終了のボタンを押し、松陰寺さんの「はー、やめろ!」という声が響き渡りました。(記録:31秒93)

斬新な展開となり、キャスターアリタは、すかさず芳根さんに感想を要求。

キャスターアリタ:いかがでしたか?

芳根:そういうパターンもあるんだなって。

キャスターアリタ:と、いいますと?

芳根:言葉ではなく、行動でボケるっていう勉強になりました。

キャスターアリタ:勉強されても困るんですよ(笑)。

芳根さんは、小宮さんからも「芳根さんのコメントのスキルアップの時間じゃない」と言われて苦笑い。

Bブロック3人目…小宮さん

檜原さんのときと同様、川原さんが柱に引っかかって動けず。

小宮:さっき見たやつ!漫才やるのが、おすすめだよ。アイアンハートだな。

などと長めにツッコみましたが、なかなか川原さんが出てこないため、小宮さんは観念したようにボタンを押し、自ら終了させました。(記録:44秒26)

芳根さんは、小宮さんの長尺ツッコミを目の当たりにし「感無量です」と感激。しかし、すぐさま「……もう、ちょっとコメントは(勘弁して)」と拒否して笑わせました。

そして、決勝進出は、芳根さんの判定で松陰寺さんに。

しかし、“NHK公式ルール”により、一度は敗れた4人の中から小宮さんの敗者復活が決定!

芳根さんが大喜びするなか、結果的にBブロックで1人だけ敗退となった、みなみかわさんは「3人のブロックで一人だけ負けるって、あんまりないですよね(笑)」といって悔しさをにじませました。